さて、飲食業をやるためには、最低でも2つのものが必要です。
(↑まだ開店もしてないのに、なんかエラソーですね…)
1:資格
2:届け出
3:お金
今回はとりあえず1の「資格」の話から。
飲食業の資格といえば「調理師」を想像するかと思いますが、実は「必須」の資格ではありません。「あればなおよし」というレベル。ほかに「フグ調理師」など特殊なものはありますが、基本的に飲食業を(会社に就職してやるということではなく個人で)やる場合に最低限必要なのは「食品衛生管理者」という資格です。これは各都道府県が行っている「講習」を受ければ、誰でも取れる資格で、飲食業をやるためには店舗に最低でも1人は必要です。
基本的には講習を受ければ「誰でも取れる」資格なので、結構な割合の人が寝ています。最後にテストがありますが、確認程度なので0点でも落とされることはないでしょう。講習を受ける人はだいたいこういう状況を知っているので、始まってからすぐ本格的に「寝に入る」人も、実際のところ沢山います。
が、僕の場合は席が「運良く」講師の真ん前だったので、一睡もせずに受講させていただきました…。
講義の内容は、食品衛生や公衆衛生などがメインで、飲食業をやる上で「食品衛生管理責任者」のやるべきことを学びます。確かに「寝ていても取れる」この資格ですが、僕はあえて「寝ない」ことをオススメします。
真面目ぶっているわけではないですが、昨今の「O-157」「BSE」「ノロウィルス」などの問題は、飲食業をやる者にとって「いまそこにある危機」ですし、それを回避する手段も、この講義を聴くと聴かないでは大きく違うと思います。手洗いの石けんの種類ひとつ違うだけで、ウィルスの感染のリスクがかなり変わってくるでしょう。
あと、万が一食中毒でもだしてしまったら、その人は数年は飲食業に就けません。それだけならまだしも、本当に最悪の場合は…なので、「自分のお店を守るのは自分」という自覚を持つ意味でも、この講義は大切だと思います。「カフェとかって、楽しそうだな〜」といううわついた気持ちがフッ飛びます。
最後に、この講習会は都内では月に5~6回実施されていますが、ひと月先くらいまでは「満席」です。なので開業直前に受講しようとしても受けられない場合があるので、余裕をもって予約を。例えば国民生活金融公庫などから融資を受ける場合、この資格の証明(手帳をもらえます)が必要なので、「飲食をやろう!」とおもったら真っ先に受けておくと安心です。ちなみに東京都の場合、受講には1万円かかります。
どーしても、直前になってしまう場合。最後の手段は「キャンセル待ち」。試験会場の1時間前くらいに着いて並べば、おそらく受講できると思います。
いやー、ちょっと長くなりましたがこの辺で…。
あ、そういえば講習の中でスライドを上映します。カーテンを閉めて電気を消すので、ここが最大の眠気スポットですが、主演は「宮尾ススム」です。これも見逃せませんね。くれぐれも寝ないように。
it's cafe[イッツ・カフェ]