8人が死傷した兵庫県のカラオケ店の火事。
本当に痛ましい限りだ。
過失致死で女性の従業員が逮捕されたが、当日は彼女一人で接客と調理をやっていたらしい。結果、10分間鍋をコンロにかけっぱなしにし、出火。
従業員の過失は明らかだが、このニュースの詳細を聞くにつけ、経営者の過失も相当なものだ。
・カラオケ店を倉庫として申請していた。
・従業員に消化器の使い方を指導していなかった。
(↑ウチもさっそく消化器を買って使い方を練習しよう)
・人出が足りず、お客さんにも業務をさせていた。
従業員がこういう状態を「おかしい」と思ったどうかはわからないが、いつしか「これが普通」という感じになっていたのだろうか…。
ちなみに、従業員数と座席数が計30人以上の場合は「防火管理者」を置かなければならない。あと、計50人以上の場合は非常警報器具・設備の義務がある。ウチの店は客席20なので防火管理者も警報機もいらないわけだが、消化器はちゃんと用意して、使い方を覚えておこう。
あと、もはや目もあてられない状態になっている不二家の期限切れ商品使用問題その他もろもろ。不二家レストランは、社会人1年目の会社の目の前にあって、ときどき入り口のペコちゃんの頭をガッと叩いては2Fにあがってドリアとかを食べたり、シュークリームを買っていたので、初めて聞いたときはショックだった。これも、ベテランの「慣れ」から発覚した事。
カフェの準備をはじめてからというもの、こういう飲食関係の事件がすごく耳に残る気がする。例えばインターネットの仕事であれば、誤字脱字、リンク切れ、画像の間違い、サーバダウンetc...と、いろいろなミスや間違いが生じるわけだが、少なくとも誰かを傷つけたりするようなことにはならない。ところが飲食の場合、一つのミスが火事や食中毒など、人命に関わる事態になる。
「オシャレなカフェをはじめよう!」みたいな、いわゆる「How to本」には、あえてこういう「飲食業をやる上で生じるリスク」とかは書いてないものだけど、昨今のニュースを聞くにつけ、「責任」というものをあらためてズシーンと、感じるのでありました。
it's cafe[イッツ・カフェ]