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書評『スパイスマジックでつくる カレーの法則』

この間書店でみつけた一冊。
ウチの人気メニューの「バターチキンカレー」を、さらに美味しくできないものかと、いくつかカレーのレシピ本やグルメ本を手にとってみたけど、この本はとにかくロジカルに「カレー」を解説していてとてもわかりやすかった。文章が簡潔で写真がきれいなのも良い。

本の冒頭で、「こだわりのカレー」話でよく出てくるような、「たまねぎを3時間かけて炒めた!」「数十種類のスパイスを使って云々…」「3日間寝かせた…」といった類のウンチクを、「迷信」と言い切る著者は、独自の「カレーの法則」を提唱しています。

曰く、

【(素材+だし)×スパイス+隠し味=カレー】

この法則に沿って、各項目をわかりやすく紐解いています。中心となるのは「スパイス」の部分ですが、一番関心したのが「隠し味」のパート。縦軸に「甘味〜辛味」、横軸に「酸味〜苦味」を配したマトリックスを使って、数十種類の素材をまとめています。この図を参考にすれば、「う〜ん、酸味と、少しだけ甘味が足りない…」といった場合に、すごく参考になります。

具体的なカレーのレシピも載っていますが、手順自体はかなりシンプルにまとめられていて、どちらかというと、「カレーという料理を理解するための考え方」を教えてくれるような一冊です。

この著者、「水野仁輔」は何者!?と思い、奥付を見てみると、「東京カリ〜番長 調理主任」。名前は知っていたけど、「レトルトカレーマニアの集団」か、「カレー食べ歩きの人たち」くらいにしか把握してませんでした!

■東京カリ〜番長
http://www.tokyocurrybancho.com

カレー、いや「カリ〜」もここまで極めるとひとつの宇宙ですね。ウチも「下高井戸珈琲番長」的な感じで、活動を広げていければ…なんて考えがよぎりました。番長キャラではないですけど。

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2007年09月04日 23:17に投稿されたエントリーのページです。

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