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2006年12月05日

とある偶然から [前編]

「飲食業をやる」ということは数年前から考えていて、ここ1年くらいで本格的に準備をしはじめたのですが、実は「カフェ」という選択は、1ヶ月前まではほとんどありませんでした。

当初予定していたのは、同じ飲食業でも専用のワゴンを使った「移動販売」。最近、「ネオ屋台」としてちょっとしたブームになってますね。メニューも決めて、さて次は最もお金がかかる主役の「移動販売車」を買うか…、という段階になり、なぜか希望に合う車がみつからない! 都内の自動車販売店を何度か巡りましたが、「これ!」というものがみつからず数ヶ月…。その間、アカウントを作ったり、ブログを作ったり、商材の仕入先を探したりしていました。

そんな日が続いたある日曜日、「とりあえず、いい車が見つかるまでに、近くで駐車場も探しておこうかな」と思い、自宅のある下高井戸の不動産屋さんに入りました。そこで、「移動販売をするので、この辺で駐車場探してるんですがー」と話を切り出したところ、「店舗ならこの近くでオススメの物件があるんだけど…」と。

店舗は保証金やら造作譲渡費用やらで初期費用が莫大とわかっていたので、最初から「店舗」という選択は頭にはなかったのですが、興味本位でその資料を見せてもらいました。

と、その資料に目を通すと、

「こ、この物件は…」

[後編]へと続く。

it's cafe[イッツ・カフェ]

2006年12月07日

とある偶然から [後編]

ちょっと大げさな感じで終わった[前編]から、1ヶ月ほど時計の針を戻しまして…、

転職を機に、三茶からいま住んでいる下高井戸に引っ越してきたのが今年の8月中旬。まずは街に馴染もうとフラフラ歩き回っている時に、メインストリート(っていうとオシャレですが、いわゆる商店街です)を少し曲がったところにカフェを見つけました。

「下高井戸にもこういうカフェがあるんだな~」と思いながら、何度かお店に通うようになったある日のこと、カフェのメニュー看板に、

「8月いっぱいで閉店することになりました」と。

「せっかくみつけたのに!」と思いましたが、そこはオーナーさんの都合なので仕方がない。下高井戸に引っ越してきてたった2週間、4、5回通っただけで、そのカフェはクローズしてしまったのでした…。

…っとここで場面は再び[前編]の不動産屋に戻りまして、









「ここここ、この物件は…」







その資料は、閉店してしまった「例のカフェ」の図面でした。

しかも、「居抜き」だったため金額的にはかなり抑えられていて、初期費用だけでみれば「移動販売」で考えていた金額とほぼ同額。何度か通っていたため、店舗の立地のよさや内装の清潔さはすぐにイメージできました。さらに、そのビルの大家さんは、前のオーナーと同じく「カフェ」が入居してくれることを希望しているらしい…。

脳みその中で、「移動販売をやる」比率が、グィーンと「店舗をやる」比率に侵食されていくのを感じ、「とりあえず、この資料いただいていいですか…」と冷静を装い近くのマクドナルドへ。100円マックを片手に物件資料をじーっと見ながらいろいろ考えました。

下高井戸に引っ越してきたのがカフェ閉店の直前の8月だったこと。「移動販売車」がそれまでなかなか決まらなかったこと。偶然あの不動産屋さんに入ったこと。物件がたまたま居抜きで予算内だったこと。オーナーさんが「カフェ」の入居者を探していること…。

もし下高井戸に引っ越したのがもっと先だったり、後だったりしたら…。もし「移動販売車」を買った後だったら…。もしあの不動産屋さんに入らなかったら…。

ただならぬ巡りあわせを感じて、「一度、本気で検討してみよう」と思い、マックを出ました。その後、一緒に店を手伝ってくれる友達にもこの件を報告し、約1ヶ月かけて収支計算や実際の運用などを考え直しました。

「移動販売」では、1つのメインメニューと、いくつかのドリンクメニューを考えていましたが、店舗では少なくともフード、ドリンク、アルコール、スイーツが複数なくてはいけません。さらに月々の家賃や人件費も結構な割合で増加します。店舗となるといろいろやることが増えて大変ですが、それを上回る「できること」が増えるのも確かです。

計算上の収支では、店舗でも利益は出せるとわかりましたが、最終的な決断は、「移動販売と同じ初期費用で、いい立地の物件を取得できるなら、店舗のほうが楽しそうだ」という理由で、「移動販売撤回、店舗でやります!」と、不動産屋さんに交渉を申し出ました。

その後、いろいろ交渉ごとはありましたが、地元を良く知るその不動産屋さんの協力もあって、保証金や家賃も多少下げていただきました。(Fさん、ありがとうございます!)

ということで、いよいよ今週末に正式契約、というところまで急ぎ足できたわけです。


これからは、実際の物件の様子やインテリア、保健所や税務署への申請など、お店ができる過程を写真も含めてアップ(まだ正式契約前なので写真や詳しい場所は後ほど)していきますので、みなさまよろしくお願いいたします。

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2006年12月13日

手持ち弁当

会社帰りにオリジン弁当を買って店で食べる。

レイアウトとかいろいろ考えながら。
もう電気はついているので、暖房と照明はOK。

家も近いので、布団持ってきてここに泊まれるなぁ~。

2006年12月25日

カフェで鍋

近所の友達(とその友達)を呼ぶ。

カフェだからといって鍋をやってはいけないということもなかろうということで鍋。あとは季節柄、ケーキも2種類いただく。

スプーンやらフォークやら全然揃っていないこともあってバタバタ。しかも、買ってきた食材がかなり余ってしまい、もって帰らせたり、翌日に一人で頑張って料理したりする。

こんなことであわてていては、お客さん呼べないな…。

頑張らないと!

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2006年12月31日

it's a happy new year.

2007年01月02日

初詣

自宅近くの菅原神社に初詣。

お賽銭を入れ、お決まりのおみくじをひいてみると、、、

中吉。

苦しみも 悲しみも いまは 
 乗り越えて さきはふ花の 春に会うかな

ようするに、

開業してしばらくは大変だけど、
頑張っていれば春くらいにはなんとかるのでは?

ということか。

気を引き締めて頑張らないと。

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2007年02月05日

アルバイトさん面談&10周年記念? 

カウンターチェアをオーダーした後、店に戻って掃除。夜に新しいアルバイト候補さんが来て、いろいろと話を聞く。やっぱり、自分がやりたいことを頑張っているのはかっこいい。働ける日数が少なくても、そういうスタッフが店にいることはすごく良い事だと思う。早くスタッフ全員で顔合わせしたいなぁ。楽しみだ。

面談の途中で、しばらく会っていなかった友達が店に遊びにくる。彼女とは社会人1年目からの付き合いで、超が付くくらいの親友なんだけど、ここ半年くらい会っていなかった。そのまま近くの飲み屋さんで、いつもの話をしながら盛り上がる。「もしかして、知り合って今年で10年?」という話になり、10周年記念でもするかー、という流れに。お互いの考えていることはもうツーカーの仲だけど、さすがに僕が「カフェをやる」なんてことは想像もしてなかっただろうな。20年周年の頃にはいったい何やってるんだろうね、お互い。

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2007年03月26日

スタッフ内でのちょっとした心配事

開店準備中から何度となく登場し、ブログでも何度か話題(ネタ?)にしてきた「花船長」。

下高井戸では知らない人はいないくらいの名物おじさんなんだけど、カフェOPEN初日にお店に現れて依頼、なんと一度も見かけていないのだ!

・・・、な、なんかさびしい。っというか、花船長になにかあったのでは・・・?最近、スタッフの間でそんな話をしている。いつもは自転車で現れるのだが、店の前の道がサイクリングコースから外れただけなら良いのだが・・・。

OPEN当日に現れた花船長。オーダーをとりにいったアルバイトのSくんが困惑しながらキッチンに戻ってきたので、何事かと思ったら、「すいません、花船長のオーダーとりにいったんですが・・・、ガムシロップ2つって言ってます!」。店内が混み合って忙しかったこともあり、「そんなわけないだろ〜?」と言いながら、しばらく他のオーダーをこなしていたのだが、気になって花船長の席を振り返ると、ニコニコ微笑む花船長のテーブルには、ガムシロップ2個が!

「マ、マジでガムシロ持ってったの?」びっくりして今度は自分で改めてオーダーをとりにいくと、「じゃ、マスターね、ホットココアひとついただける?」と、なんとかメニューに載っているオーダーをとることに成功。エスプレッソみたいに、ガムシロ2個をクィッと飲み干すのではないか・・・、とあのときは本気でドキドキした。

そんな衝撃エピソードもなんだか、なければないで寂しい感じだ。

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2007年04月01日

自社ビルを買いました

A棟。2階建てでちょっとおしゃれ。

B棟。鉄筋が剥き出しになっててちょっとボロい。

ここで見つけました。

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2007年04月08日

旧友と再会。

高校の同級生で、卒業してからも数年に一度くらいの割合で会っていた友人と4年ぶりくらいに再会。まるでオリンピックかうるう年のような周期で、突然フラリとやってくるような奴なのだ。

今回も当日電話があり、「今日、店にいくから。よろしくー」という感じでカステラぶら下げて現れた。ちょうど店も早く終わったので、閉店後の店で数年ぶりに乾杯。

カフェのことはメールで報告していたけど、北海道にいたとおもったら、次は間逆の九州に引っ越すような男なので、きっと店には来てくれないだろうな〜と思っていたので、うれしさもひとしおだ。

「で、最近なにしてんの?」という話から始まり、いろいろと近況を聞き出していると、彼もなにやら考えているようで、面白いことになりそうな予感。「お互い、いい歳してホント落ち着かないよね〜」という結論に達し、またの再会を約束してお見送り。

このカフェを始めることを決めてから、いろんな偶然が起きてきたけど、今回の偶然は予想外。お互いいい方向にコトが進む気がする。いろいろ楽しみが増えてきた!

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2007年04月30日

一年ぶり。

今日はいつもよりキッチンスタッフが多かったため、お店のほうはスタッフにまかせて自分はカウンターの隅でしばらく事務作業。GW休み中にやるべきことをまとめたり、お店のロゴを考えたり、スタンプカードを作ってみたり。下高井戸で流通する「しもたかスタンプ」に負けないようにがんばらねば。

夕方過ぎ、NYから1年ぶりに日本へ戻ってきた元同僚がやってくる。相変わらず元気そうでなによりだ。一年前は自分がカフェをやることになるとは思ってもいなかったので、人生ってわからないもんだよね、という結論に。一年をアメリカで過ごした彼女がこれからなにをするのか楽しみ。

それにしても今日は、天気が良かったことや、思い切ってオープンテラスにしたこともあってか、オープン初日をしのぐ数のお客さんにきていただき、店内は大賑わい。そんな中で頑張ってくれたスタッフのみんなには感謝!「カフェを作る」という楽しさを改めて感じた一日でした。

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2007年05月29日

ただいまミニライブ中

昨日、音楽活動をしているスタッフの一人から、メール「お店でちょっと弾かせてもらっていいっすかー?」と連絡があったので、アコースティックギターでポロポロ弾くくらいだろうと思ってOKを出す。かくして彼は今日、アンプやミキサー、エフェクターなどを携えて、フル装備で現れた。

きたる「it's cafe」文化祭開催のリハーサルも兼ね、閉店後に機材をセッティングして、彼の音楽仲間もやってきて、ただいまパフォーマンス中。彼らの即興演奏を聴くかたわらで、僕は即興でブログ更新中。

実は大学の頃から、ベース、ギター、ピアノなど、興味の向くまま手にとってみたものの、結局マスターすることなく手放した過去があって、楽器にしろ踊りにしろ物書きにしろ、なにかを最後まで突き詰めて、自分のものにする人は、それだけでスゴイと思ってしまう。

彼らのような「これ」という才能がない自分は、こうして才能ある人たちがパフォーマンスできる場所を提供したり、サポートさせてもらったりすることでできれば嬉しい。

なんてことを書いているうちに、さっきまで一緒に演奏を見ていたコンテンポラリーダンスをやっているスタッフが、靴を脱いで即興で踊り出しましたよ。観客は僕一人。この展開を、僕は唖然として見るしかありません。

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2007年06月04日

ようなし。

「洋梨のパウンドケーキ」が焼けましたー。

ところで、「it's cafe」はこの下高井戸という街に「必要とされる」店になりたい。「この店がないとちょっと困る」とか、「買い物の後はこの店で一休み」みたいに、この街に暮らす人たちと同じリズムに乗って、心地よい存在になりたい。

そういう存在になるまでまだまだ道は遠いけど、とにかくいまは頑張るしかない。と、「洋梨のケーキ」を作りながら改めて思うのでした。

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2007年06月07日

やさしい人たちに見送られ。

いままでカフェとかけもちで働いていた会社を退社し、送別会を開いていただいた。プレゼントも、かき氷マシン、ギャルソンエプロン、映画『マグノリア』のパンフレットなどたくさん。

「かき氷マシン」は、ちょうどお店のスタッフとも「エントランスとかでかき氷やりたいよねー」と話していた直後だったので、本当にびっくりした。『マグノリア』のパンフレットは、かなり前に、ちょっとした会話の中で「『マグノリア』が好きだ」と言った一言を覚えていてくれた仲間がプレゼントしてくれたもの。「お店で使えるものを…」とか、「たしか『マグノリア』が好きって言ってたっけ」というそれぞれの気遣いが、ズ〜ンと胸にくる。

「カフェをやりたい」というわがままを認めてくれて、勤務形態や仕事の割り振りなど、いろいろな無理を聞いてもらったことで、なんとかカフェのOPENまでこぎつけることができた。大きな感謝と同時に、もっと一緒に仕事をしたかったなという名残惜しさが行ったり来たり。自分がもっと器用な人間だったら、カフェとの両立も可能だったんだろうか…。

「会社を辞める」ということになって改めて感じたのは、みんなかなりハイレベルのプロであるのと同時に、やさしさにあふれる人たちだということ。「やさしい」ということは、「物事に対して甘い」ということではなくて、「人のことをちゃんと気にかけてあげる」ということだ。ここ半年くらいの間、カフェの開店準備が大詰めを迎えたことで、気持ち的にもあまり余裕がなくなり、自分自身にそういうやさしさが欠けていた気がする。今日の送別会で、いろんなことが頭を巡った。

ウチはそれほど大きな店ではないので、スタッフ一人一人のパーソナリティが雰囲気に現れる。インテリアをどんなにオシャレにしても、メニューをどんどん増やしても、店内に漂う雰囲気だけは誤魔化せない。居酒屋でもラーメン屋でもバーでもなく、「カフェ」を選んだということをもう一度意識しないと。

在籍期間は長くはなかったものの、いろんなことを学んだり、気付かせてもらいました。

ありがとうございました。

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2007年06月13日

てくてく。

今日はキッチンの一部改良と、諸々の手続きのため、お店はお休み。昼間にいろいろ片づけて、夕方からは足りなくなった食器などを買いに新宿へ。買い物を済ませてからいつものように京王線で下高井戸に向かったのだが、途中の笹塚駅でふと思い立ち、途中下車。荷物も少ないし、気持ちよい夜だったので、笹塚駅から下高井戸まで歩いてみることにした。

「歩くことでいつもとは違うインスピレーションを得るぜー!」とか、「最近メタボが気になるので、たまには歩くか…」とかではなく、昔からムダに歩くのが好きなのだ。電車で10分のところを、2時間かけて歩いたりする。数ヶ月前なんか、深夜に隣のコンビニまで飲み物を買いに行った流れで、そのまま新宿まで歩いてしまった。意味もなく。

笹塚から下高井戸までは甲州街道でまっすぐだ。途中、ちょっとした坂があって、正面から自転車に乗った男性が勢い良く坂を下ってくる。「ビュン」とすれ違いざま、彼は大声で歌を唄っていた。気持ちよさそうだ。

甲州街道をしばらく歩くと、「環七」との交差点に出た。「ああ、ここを左に行くと、前に住んでいた家の近くに出るんだなぁ」とか考えているうちに、気になっていたあの家具のことを思いだした。「そうだ、GOVERに行こう」。夜12時まで営業なので、歩いても十分間に合うはずだ。かくして予定変更。環七をひたすら歩いて「GOVER」を目指すことに。

道すがら、「なんでんかんでん」を発見して「おお、あれがそうか」と思ってみたり(食べないけど)、行列ができているので何事かと思ったら、「ラーメン二郎」だったり(並ばないけど)、「ラーメン激戦区」の見学などしながら「GOVER」に到着。

何度かお店にも遊びにきていただいている鈴木さんに、さっそく気になっていた収納棚を見せてもらう。うーん、実物を見てさらに欲しくなってしまった。お店に行く度に、「グッ!」とくるインテリアが増えていて、いつも目的の商品以外にも衝動買いしてしまうのだ。結局、この収納棚とミニ本棚。あと、実家にあったカップ&ソーサーと同じものを発見。なんだか実家を思い出して、これも買わせていただく。それにしても、どうしてこんなに魅力的な家具がたくさんあるんだろう…。こういう素敵な家具が自分の意志で「GOVER」にどんどん集まってくるんじゃないだろうか、と本気で考えてしまうくらいだ。

写真は持ち帰ったカップ&ソーサーと、サービスしてもらった"美味しそうな"キャンドル。

収納棚とミニ本棚は、明日配達配達してもらうので、到着したらブログでご紹介します。
「GOVER」さん、ありがとうございましたー!

■GOVER
HP http://gover.jp/
BLOG http://gover.exblog.jp/
※「it's cafe」の記事も!

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2007年06月19日

サイバ○エージェントに

スイーツやフルーツ系ドリンクの飾りに欠かせないのがミント。

いままでは、市販されているパック詰めのミントリーフを使っていたんだけど、これが数日で痛んで黒ずんでしまい、毎回結構なロスがでていた。

どうしたものかと悩んでいたところ、「栽培マニア」の母親を持つあるスタッフが、実家からミントの苗をたくさん持ってきてくれた。注意点を守れば、土を使わずに水だけで栽培できるそうだ。これなら毎回新鮮なミントを使うことができそうだ。

ミント栽培の注意点は次の3つ(『グレムリン』みたいだ…)

1:水は毎日換えること。
2:枯れた葉っぱはとること。
3:料理には新芽を使ってください。

フムフムなるほど。ちゃんと世話をしてあげればどんどん成長するらしい。
とにかく水は毎日換えないといけないので、毎日店にいる自分がやらなくてはいけない。

ということで、ミントの「"サイバイ" エージェント」、襲名いたしました!(たまには内輪ネタ)

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2007年06月21日

テルテル効果

先週だか先々週だか、気象庁が「梅雨入り」宣言したものだから、エントランスのイラストも時期に乗り遅れてはいけないと早速スタッフが「梅雨」バージョンに変更してくれた。

が、なんなんですかこの暑さは! おかげで「オクラキムチそうめん」だとか「スムージー」だとか、最近開始した真夏メニューが好評なわけですが…。

ニュースによると、気象庁が「予想を外した」らしいんだけど、実はコイツが頑張っているような気もする。

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2007年06月29日

トイレで常夏、ココナッツ!

定休日の昨日、ひとり店内で作業をしているときにちょっと手が滑ってしまい、カクテルで使うココナッツリキュールの「マリブ」の瓶を落として豪快に割ってしまいまった…。

トイレ付近にまでリキュールが流れ出てしまい、店内はココナッツのにおいが充満。「ふぅ、定休日で良かった…」と思いながら、何度もモップで掃除を繰り返すも、店内のアルコールのにおいでちょっと酔っぱらい気味。数時間後、なんとかにおいも収まったものの、まだちょっとトイレにココナッツのにおいが…。

そういうわけで、it's cafeのトイレではただいま「ココナッツフレーバー」をお楽しみいただけます。ちょっと気の早いあなた、ひとあしお先に常夏気分を味わってみては?

ちなみに「ココナッツフレーバー」の香りはあと数日で消える予定でございます。(申し訳ございません)

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2007年07月04日

仲間と。

今日は、前の前の会社で4年ちかく、ずーっと一緒に働いてきた仕事仲間が、仕事を終えて店に来てくれた。

アナログ人間だった自分が、初めてインターネットの世界に足を踏み入れてから、右も左もわからないまま媒体の立ち上げやら運営やら、とにかくいろんなことを一緒にやってきた。なにもないところから媒体を作り上げていく過程で、机を並べて連日徹夜したり、けんか腰になって言い争ってみたり、苦労して作り上げたメディアのクローズを、涙を呑んで一緒に見届けたこともあったっけ…。

って書くと、「なんだ、苦労ばかりしてんじゃん!」と思われるかもしれないけど、そういう苦労を一緒にクリアしていく過程が、お互いを理解するきっかけだったり、仲間意識を感じさせる瞬間だったりする。二人とも、自分じゃ絶対にできないだろうな〜ってことを、なんなくやってのける才能を持っていて、一緒に働く間にいろんなことを学んだし、いまでも尊敬している人たちだ。

立ち上げの頃の思い出話やら、最近会ってない人の近況やら、今後の人生設計やらで盛り上がり、今日はひとまずお開きに。料理も美味しいと言ってくれて嬉しかったなー。働く業界は彼らと変わったけど、早くみんなに誇れるような店にしないと!

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2007年07月12日

10年

昨日の閉店間際、僕が最初に就職した出版社の編集部で机を並べた先輩&同期がやってくる。2人とも今はフリーの立場で映画や芸能、ファッション関係を中心に、ライターや編集などで活躍している女性たち。

僕らがあの編集部で会ってからもう10周年ということで、ビールで軽く乾杯。その会社を離れてからも、それぞれが好きなことを仕事にしながら、着実にキャリアを重ねている。友達としても10年変わらずにいられるのも嬉しいことだ。

先輩のイッチーさんがストーリーを担当した絵本「BIRD」をお店の物販スペースに置いてもらうことに。個性的なイラストに、ちょっとブラックでもの悲しいストーリー。同じ編集部で働いた仲間が、10年後に絵本作家の肩書きを持つようになるとはね〜。ま、僕もカフェをやるなんて当時は想像もしてなかったんだけど。

みんな編集部在籍中から仲が良かったけど、別々の道を進みながらも常にお互いを意識しながら、平行して走っているような、そんな信頼感がある。お互いをライバル視してケツを叩き合いながら成長していくんじゃなくて、自分は自分なりの生き方を頑張りながら、お互いの活動も常に見守っている、見守られている関係。こうじゃないと、10年、20年という関係は続かないのかも。

ただ心配なのは、飲んで話す内容が、10年前とほとんど変わらないこと! きっと20年後、30年後も、同じようなネタで盛り上がっているんだろうね。そういう関係で、これからもよろしく。

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2007年07月17日

いろんな線

お店をやりはじめてから、いろんな友達が遊びにきてくれたり、連絡をくれたりして、いまさらながら友達の存在のありがたさを実感すること多数。友達が来ると、ずーっと会社勤めをしてきていきなり「自営業」になった身としては、「同僚」とか、「同期」とか、「先輩・後輩」という仕事関係がなんだか懐かしく、会社関係の友達とかがお店に来ると、「誰々はいまなにしてるの?」とか、「あの部署って盛り上がってるの?」とかいう、「会社話」や「いまだから話せるあんな話やこんな話」ばかりしてしまう。

自営業になったいま、友達を通じてこういう「会社の事情」を知ることで、「まだ、自分もあの会社のメンバー」と思いたいのかもしれない。もちろん、既に退社しているので、「気持ち的に同じラインに立っていたい」、ということなのかもしれないけど。

業種が変わったことで、彼ら、彼女らとも「仕事仲間」としての付き合いはなくなったけど、変わったら変わったで、「いままでとは全然違った線」で繋がったりするから面白い。机を並べて一緒に仕事をしたり、飲みにいったり、遊びにいったり、ランチでグチったり(笑)するような関係とは別に、食器を仕入れたり作った作品を売らせてもらったりフリーペーパーやフライヤーを提供してもらったり。そもそも、「飲食業をやろうと思うんだけど…」と初めて相談して以来、コンセプトやらメニュー開発やら調理器具やら、数年前からいろんな相談に乗ってくれているのも元同僚。

いままでの会社付き合い、友達付き合いとはまた違った「線」で、ビュンと繋がったりすると、その人の知らなかった一面だとか、才能だとかに触れることができて、「へー、そんな才能持ってたんだね」とか、「しばらく会わないうちに、そっち方面で頑張ってるんだ」とか、「そ、そんな野望を持っていたとは知らなかった…!」という驚きがあって、新たな繋がりがうまれる。もしまだ一緒に働いていたら、同じ業界にいたら、そういう一面は知らないままだったのかもしれないな、と思う。

昨日も、かつてはバトルしながらも同じ媒体を楽しく作ってきた元同僚といろいろ話しているうちに、彼女がやりたいこと、ウチのお店がやりたいことがほぼ同じ方向だったので、早速一緒にやろうか、という話に。この作業を通じて、また新たな彼女の一面を見ることになるんだろうと思う。

お店を始めたことで、いままでとは全然違うフィールドの友達も増えつつ、一方ではいままでの友達との新たな関係も幅が広がりつつある。「"職場"ではなく、"業種"を変える」という決断はとても大変なことだったけど、こういう広がりは「職場」を変えたくらいじゃ得られないものだったと思う。

ということで、「ヤツのカフェでこんなことしたいな…」という考えをお持ちの友達のみなさま、遠慮なくご連絡ください。「顔見知りだけど、友達かどうかはぶっちゃけ微妙かなー」っていう方も、どんどん連絡ください。これを機に友達になりましょうか。

逆に、こちらからも突然連絡させてもらうかもしれませんので、心のご準備を。

最近は業務連絡っぽいエントリーが多かったので、今日は「最近の考え事シリーズ」でした。

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2007年07月22日

とんぼ

数日前のこと、アルバイトの子が突然「わぁ」と言うので何かと思ったら、キッチンの入り口のあたりに大きなとんぼがとまっていた。エントランスの扉を開けて営業していたせいか、紛れ込んだのかもしれない。でも、こんな時期にとんぼなんているんだろうか…。しかも、15cmくらいのかなり大きなとんぼだ。

そのとんぼを見て、小さい頃の記憶がふと甦ってきた。

実家では、ちょうどお盆の時期くらいになると、家族が集まる居間に、とんぼがやってくることがよくあって、気付くと天井や、電灯のスイッチのヒモによくとまっていた。幼い僕が外へ追い出そうとすると、祖母は、「あのとんぼは死んだおじいちゃんだから、そのままにしておきなさい」と。当時の僕は、「ふーん、そんなものか…」と納得し、以来実家では、「お盆にやってくるとんぼは、おじいちゃん」ということになっていた。

そんなことを言っていた祖母も既に亡く、僕もいつしか幼い頃の記憶は忘れ、「とんぼは、とんぼ」という当たり前の認識でここまできたわけだけど、キッチンにやってきた大きなとんぼを見たとき、瞬間的に「あ、おじいちゃんが店にきた」と感じてしまったのだ。仕事中に何十年も前の感覚がよみがえってきて、ちょっと変な感覚に陥る。「うーん、普通より大きいから、これはおじいちゃん&おばあちゃんだろうか…」などと。

近くにあったタオルで風を送ると、そのとんぼは店内を荒らすことなく、スーっとエントランスから外へ飛んで行った。

客観的に見ると、「店内にとんぼが紛れ込んで、やがて出て行った」っていうだけのことなんだけど、僕にとってはなんだか不思議な数十秒の出来事でした。

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2007年07月24日

早起き

おはようございます。

今日はなんだかいつもよりも早く起きてしまった。せっかくなのでお店に2時間早く行ってみる。

昨日とは違って天気も良いし、通勤する人たちを見るのもちょっと新鮮な風景。店内にもいつもとは違った日が差している。

お店を開ける時間が変われば、そこを通る人も変わるわけで、何人かの通行人が、「おっ、こんなところにカフェが」といった表情で店内を覗きこむ。

いつも慌ただしく開店準備しているけど、開店前にバナナを食べながら考え事をする時間があるのは気分が良いことだ。

ちょっと散歩に行ってきます。

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2007年08月05日

サボテン

開店準備中の頃からよく声をかけていただいているお向かいさんから、サボテンをもらった。

ニョキっと出ているのがつぼみ。今日か明日の夜くらいには花が咲くそうだ。

サボテンの花ってどんなんだろ。楽しみだ。

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続・サボテン 

さっきのぞいたら、8分咲きくらいだった。

スゲー。

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続々・サボテン

無事、咲きました。

トゲトゲの球体の上に茎がスーっと伸びて、パッと咲く。
かっこいいじゃない。

お向かいさん、ありがとう。

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2007年08月06日

てんとうむし

今日、スタッフから誕生日のケーキをいただきました。

箱を開けてみると・・・


てんとうむしケーキ!

すごいインパクト。
中身はこんな感じ。チョコレートムースとかいろいろ入ってます。

お店で迎える初めての誕生日。
Tくん&Aちゃん、ありがとう!

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2007年08月07日

両親、叔母、&甥っ子。

今日の昼過ぎ、両親、叔母、姉の息子(=甥っ子)の4人が来店。
ちょうど空いている時間だったこともあり、久々に近況報告など。

大人に混じってやってきた甥っ子は絵が得意で、「天才かも」(姉談)ということらしい。確かに前に帰省したとき、彼が描いた恐竜の絵を見せてもらったけど、リアルで迫力があって、感心させられたなぁ。

この企画を知った姉から、「何か描かせてあげてー!」というメールがきていたので、「なにか描いてみるか?」と甥っ子に聞いてみたところ、なんだかつれない態度。どうやら今日は気分が乗らないらしい。既に大物の風格ですな、巨匠(笑)。

数年ぶりに会った叔母は多趣味な方で、陶芸もやっているそうで、今日はハンドメイドの陶器のカップを2ついただいた。それぞれ特徴があって、ウチのカフェの雰囲気に合いそう。

ひとつは白い地に線画で教会と木が描かれているもの。絵に独特の雰囲気があって、思わず見入ってしまう。このカップにはブレンドコーヒーが似合いそう。

もう一つは、モスグリーンと茶色のカップで、取っ手のない茶碗型。土の質感が心地良い。抹茶ラテがぴったり。

カフェの準備期間にいろんなカップを見てまわったけど、こういう陶器の質感を感じさせるカップにまで目がいかなかったな。ここまで凄いカップを作れるようになるなら、陶芸教室とか行ってみたいかも。

せっかくいただいたカップなので飾っておきたかったけど、カップはお客さんに使われてこそ本望、ということで早速使わせていただくことに。と、第1号のお客さんから「素敵なカップですねー」とのお言葉をいただいた。「これ、親戚の叔母が作ったんですよ」と教えてあげると、すごく驚いていた。

もちろん市販のカップにもいい物はあるけど、「フィンランドに住んでいる友人のサイトで買ったんですよ」とか、「叔母の手作りなんですよ」とかいう「ストーリーがあるカップ」というのは思い入れもまた格別。大事に使わないと。

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2007年09月04日

書評『スパイスマジックでつくる カレーの法則』

この間書店でみつけた一冊。
ウチの人気メニューの「バターチキンカレー」を、さらに美味しくできないものかと、いくつかカレーのレシピ本やグルメ本を手にとってみたけど、この本はとにかくロジカルに「カレー」を解説していてとてもわかりやすかった。文章が簡潔で写真がきれいなのも良い。

本の冒頭で、「こだわりのカレー」話でよく出てくるような、「たまねぎを3時間かけて炒めた!」「数十種類のスパイスを使って云々…」「3日間寝かせた…」といった類のウンチクを、「迷信」と言い切る著者は、独自の「カレーの法則」を提唱しています。

曰く、

【(素材+だし)×スパイス+隠し味=カレー】

この法則に沿って、各項目をわかりやすく紐解いています。中心となるのは「スパイス」の部分ですが、一番関心したのが「隠し味」のパート。縦軸に「甘味〜辛味」、横軸に「酸味〜苦味」を配したマトリックスを使って、数十種類の素材をまとめています。この図を参考にすれば、「う〜ん、酸味と、少しだけ甘味が足りない…」といった場合に、すごく参考になります。

具体的なカレーのレシピも載っていますが、手順自体はかなりシンプルにまとめられていて、どちらかというと、「カレーという料理を理解するための考え方」を教えてくれるような一冊です。

この著者、「水野仁輔」は何者!?と思い、奥付を見てみると、「東京カリ〜番長 調理主任」。名前は知っていたけど、「レトルトカレーマニアの集団」か、「カレー食べ歩きの人たち」くらいにしか把握してませんでした!

■東京カリ〜番長
http://www.tokyocurrybancho.com

カレー、いや「カリ〜」もここまで極めるとひとつの宇宙ですね。ウチも「下高井戸珈琲番長」的な感じで、活動を広げていければ…なんて考えがよぎりました。番長キャラではないですけど。

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2007年09月15日

ワシワシ。

オーダーストップ間際に、ワンコ連れのお客さまがご来店。

衛生上、店内にペットをそのまま入れるのはNGにしているので、まずお客さまを窓際の席にご案内し、ワンコたちはひとまずエントランスの外のベンチに。
※吠えたりしない小型犬で、外に出ないように専用のカゴに入った状態であれば店内への持ち込みはOKです。

ガラス窓一枚隔てて食事をする飼い主さんたちに向かってしばらくアピールするも、どうやら諦めた様子で、2匹仲良く座ってました。

オーダーストップも済んだところで、飼い主さんに許可をいただいて、ひさびさにワンコとじゃれあう。

ワシワシ、ワシワシ。
あー、たのしい。

ワシワシ、ワシワシ。
「マスター、なんかくれ」っていう目で見るなよ…。

犬好きな自分にとって、店内にペットを入れられないのはとても残念。「犬は好きだけど、ペットを店内に入れるのはNG」だとか、「自分はタバコ嫌いだし、スタッフにも喫煙者はいないけど、店は禁煙にはしない」というようなひとつひとつの判断を、自分の好みや嗜好だけで決めてしまうと、客観的な判断を見失ってしまう。「好き・嫌い」のこだわりは大事だけど、それが理にかなっているかどうか、自己満足になっていないかどうか、一般的に見てどうか…。うーむ、お店に対する熱い「情熱」と、ビジネス的な「冷静」な視点が必要。まさにコレですな。

で、ここでペットに関して一度整理します。

●吠えたり暴れたりしない小型犬で、外に出ないようにカゴやバッグに入った状態であれば店内でもOK。
●ペットをエントランスに紐で繋いでいただき、窓際の席にお座りいただければ、お近くでお食事をしていただくことができます。その際、吠えない小型犬であること、トイレのしつけができていることを条件とさせていただきます。
●持ち込んだペットフードや、当店で提供する飲食物をペットに与えることはNGとさせていただきます。

飼い主さんはもちろん、できればペットさんたちにもまったりしてもらいたいところだけど、この広さのお店だとなかなか厳しい状況です。このブログを読んでくれているペットさんたちにも、ぜひご理解いただきたいところです。

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2007年09月23日

わっしょい。

店の前の通りを「みこし」が通るというので待ちかまえていたら…

来ました!チビッコみこし!

下町っぽい今日のエントランスからの風景。

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2007年10月02日

寿ラテ。

カフェをやるからには腕を磨いて「ラテアート」が描けるくらいにはなりたい。そう思って、閉店後にラテアートの練習をしたりしています。

先日は定番の「リーフ」にチャレンジ。

↓リーフってこんな感じで作ります。

まずエスプレッソをカップに抽出してミルクをスチーム、いざ、カップに注ぎ始めたら…

うーん、ミルクの泡が粗く、ピッチャーを左右に振ってもミルクが素直に落ちてこない。失敗だ。

失敗したものは責任をもって飲んでしまおうと、なにげなくカップを正面に向けてみたところ、

「む、むむむ…む!? こ、これは…!」

そこにはリーフ模様ならぬ、見事な「寿」の文字。

寿!

「めでたい!」

思わず一人で叫びました。ものすごい衝撃的な出来事に動揺してしまい、写真を撮るのを忘れてしまったのが悔やまれますが、あんな見事な「寿」は、もう二度と描けません。あれをマスターすれば結婚式の二次会とかでウケるんでしょうけどね。

さて、最初はラテの書籍などをみながら練習していたのですが、「youtube」に世界中からたくさんの動画がアップされているのを発見。とても参考になります。

面白いラテの動画があったのでいくつかご紹介。「ラテ」に限っても、こんなにアイデアがあるんですねー。世の中って広い。ラテアート、ちょっとずつ頑張ります。

↓インドの神秘!でも、ありがたくて飲めないかも。
http://jp.youtube.com/watch?v=g2mCrkpGuxc

↓日本の方ですかね。
http://jp.youtube.com/watch?v=IfzIYm0FQsI

↓職人技。モテそう。
http://jp.youtube.com/watch?v=BLL4khimqrw

↓ナイスBGM
http://jp.youtube.com/watch?v=TgiiUASokzs

↓coffeeでここまでやらなくても。
http://jp.youtube.com/watch?v=jlCkJtXXthM

↓替え歌?気のせいか、カップじゃないものにラテが…
http://jp.youtube.com/watch?v=eOBmrJZXG3w

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2007年10月07日

ふと。

三連休初日。

今日は本当に良い天気で、このまま散歩にでかけてしまおうか、という思いを押しとどめ、いつものように12時にOPEN。エントランス扉も開け広げて良い気分だ。ときどき良い風が入ってくる。虫さんも一緒に。

昼過ぎくらいからはたくさんの方に来ていただいた。

慌ただしい作業の合間、ふと客席を見ると店内にはこんな光景が。

窓際の席では、最近よく来ていただいているご高齢のお客さまが、お気に入りのゆず茶と、スモークサーモンのベーグルを食べながら通りを眺めている。ウチのベーグルは歯ごたえがあるので、今回はいつもより柔らかく調理して、食べやすいように小さくカットした。気候のせいか、ときどきコクリコクリとしながらも、長い時間をかけて、ゆっくり噛みしめている。

その横の席では、お子さん連れのご夫婦が子供をあやしながらランチを食べている。小さなお子さんがいると店内にも柔らかな空気が流れる。ときどき目が合って、無垢なキラースマイルに危うく卒倒しそうになる。

その隣では大学生らしきカップル。ソファ席では、さっきから外国からの留学生らしき女性がパソコンを開いている。奥の席では女性がノートを広げて勉強中だ。

老若男女、国籍問わず、それぞれが自分(たち)の時間を、「自分のテーブルの範囲で」過ごしている。

この光景はいつものことだけど、こういう光景が「普通」であることが、「特別」なんだと思う。

今日みたいな忙しい日もあれば、まだまだ暇な日もあるけど、今日の店内の光景を見たとき、OPEN当初から言っていた「誰にでも入りやすい店」というイメージがなんとなく掴めてきた気がする。

「そうそう、こんな感じ」。

「誰にでも入りやすい」というのは、お店の雰囲気のことだけではなくて、エントランスがすごく広いとか、スロープになっていてバリアフリーっぽくなっているとか、カウンターの下にベビーカーを収納できるとかいう建物の構造的なことも指している。先日は、車椅子でいらしたお年寄りが、前の道からそのままスーっと、店内に入ってくることができた。この「スーっ」という間の数秒が僕にとってはとても感動的で、「2階の店舗では、こうはいくまい!」と一人で満足していた。

OPENして半年が過ぎ、いつも同じ時間に開店して、同じ時間に閉店する生活の繰り返しだけど、今日みたいなふとした瞬間に、お店の良いところ、悪いところに気付かされることがある。「ふとした瞬間」だけに、オーダーをこなす中ですぐに忘れてしまいがちだけど、忘れてしまうなかに大事なことがあったらもったいない。なのでこうしてブログに書き留めているわけです。

では、おやすみなさい。

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2007年10月12日

も〜い〜くつねーるーとー♪

ハーローウ〜ィ〜ン〜♪

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できごと。

お客さんが帰られたソファ席を片付けに行くと、紙ナプキンになにやら文字が。


ん?



どういたしまして〜 (T_T)/

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2007年10月28日

サンタ…じゃなくて、サンバが街にやってきた!

台風一過、カラリと晴天になった今日は、エントランスもドーンと開け広げて気持ちよく営業開始!

と、まもなく店の外からなにやら音楽が…。

だんだんと音が大きくなってきてついに…

なんと店の真ん前に数十名のサンバ隊がやってきました!

お店の前で行進をストップした彼らは、The Boomの「風になりたい」をにぎやかに演奏してくれました。エントランスの扉を全開にしていたので、店内はもうライブハウス並。たまにはこういうのもいいかなと思い、しばし手を休めて楽しませていただきました。

居合わせたお客さんも、記念撮影などしてとても楽しそう。

実は昨日、今日と「しもたか音楽祭」なるイベントが開催されていたのでした。

バンド全員が白シャツにグリーンのエプロンと、イタリアンレストランのスタッフのような格好をしていたので、「レストランの仕事やりながらこんなに本格的なサンバをやるなんて、ほんとスゴイね〜。ウチも来年の参加目指して頑張ろうか…?」とスタッフと共に感心していたのですが、閉店後に調べてみたらこういうことでした。

演奏はもちろん、お客さんの盛り上げ方まで、ただ者ではないレベルだったので、「レストラン営業終わってから、この日のためにみんなで練習したんだろうなぁ…。疲れてるのにすごいなぁ、すごいなぁ…」と、さっきまでずーっと、そんなことを考えながらお皿洗ってましたよ。

このほかにも、今日は下高井戸のあちこちから音楽が聞こえてきて、とても賑やかな一日。下高井戸という街のテンポが心地よかった。

PS 前からやりたかった企画が実現に向けて一歩前進しました!あ〜、楽しみすぎる。

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2007年10月31日

カボチャの神、あらわる。

ハロウィンの飾りに電球突っ込んで遊んでいたら、なにやら神秘的な画像に…。

深夜のレイアウト変更

全ては明日の大事なMTGのため。

ハッ、「MTG」って言葉、半年ぶりくらいに使ったかも!

1年くらい前までは1日何回使っただろう…。

「MTG、MTG、MTG、またMTG!」

仕事がかわれば、使う言葉も変わるものだ。

ちなみに、ここ半年で急激に使うことが増えた言葉は、

「いらっしゃいませ」

と、

「ありがとうございました」

です。

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ある定休日のタイムテーブル

>>朝
お店で打ち合わせ。概ね希望通りに進みそうで一安心。これからは細かいツメの作業だ。うわ、楽しみ過ぎる。

>>昼
買い出しのため渋谷へ行き、久々に前職の同僚とランチ。良い気分転換になったなー。定休日は、いろんな友達の会社の近くまで行って「押しかけランチ」、これやろう。「どもー、押しかけランチでーす」。

>>夕方
買い物の途中でイッチーから電話。「次の取材まで時間があるからお茶でもどう? 定休日だし、たぶん一人でヒマしてるかと思って」。即座に否定できなかったため、素直に合流して区役所近くの某カフェへ。よもやま話で数時間。イッチーが取材に出かけたのでいつものハンズへ行き、いくつか買い物。

>>夜
しばらく行ってなかった三茶のGoverへ。安かった小物を購入。新しくしたショップカードと名刺もお渡し。

>>現在
明日のケーキを焼いてる間に資料作成など。

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2007年11月08日

スタッフのライブ。

定休日の今日は、スタッフの一人が出演するライブを観に新宿へ。

前にも書いたようにウチのスタッフにはアーティスト活動をしている者が多くて、よくあちこちでライブも行っている。でも、基本的に定休日しか店を離れられない僕はなかなかスケジュールが合わず、いつもライブに行けなかったんだけど、今回は念願の水曜日の開催ということで、「ついに!」という感じで初めて観に行くことができた。

バンド構成は、ドラム、ギター&鍵盤、マリンバ、ビブラフォン、映像、そして彼女のコンテンポラリーダンス。この構成でどういうパフォーマンスになるのか想像がつかなかったけど、彼女が知り合いということを差し引いても、すごく印象的なライブだった。

はじまって最初の数分間は、普段一緒に働いている彼女がステージにいる姿がとても新鮮でもあり、不思議な感じだったけど、次第にそんなことは気にならなくなって、包み込むような音楽と映像のなかで、止まることなく踊り続ける女性、という世界に見入ってしまった。観客として外から見るのではなく、自分もどんどんその世界に入り込んでいくような、演劇を観ているような不思議な感じ。手に持ったビールを飲むことさえ、忘れるくらい。

音楽なりダンスなり演技なり、自分の表現を伝える手段を持っていて、かつそれが人に影響を与えることができるってことは、ほんとに「とてつもないこと」だ。とてもじゃないけど、自分にはできない。自分はやっぱり、そっちじゃなくて、こっちの人なんだな。そう割り切るまでに実は結構な時間がかかって、大学の頃とかは中途半端に楽器に手を出したり、なにやら意味のわからない文章を書いてみたりしたこともある。

おそらく今後も、そっち側に立つことはないだろうけど、そっちとこっちを繋ぐことなら、いまならなんとか出来そうな気がする。バーでもラーメン屋でも、移動販売でもなくて、「カフェ」を始めたのも、そんな未練がましい思いが理由のひとつだったりする。

「飲食業」としての本質は常に追い求めつつ、「なぜカフェなのか」、「カフェだからできることって、何?」、「自分がカフェをやると、どうなるのか」といったことを、徐々に形にしていければいいな、と思う。もちろん、スタッフたちと一緒に。

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2007年11月14日

街を歩けば。

やってきました定休日。

まず、「下高井戸シネマ」さんからいただいているフリーペーパー、「CINEMA AVENUE」がしばらく前から切れていたので、もらいにいく。ウチでおいているリーフレットの中でこの「CINEMA AVENUE」が一番捌けが良い。ほんとうにあっという間になくなってしまう。それだけこの下高井戸シネマは地元に根付いているんだろうな。すごいことだ。当店で実施している「シネマ割引き」も、徐々に利用者が出てきている。映画好き人口が増えればいいけど。

店に戻る途中、そういえば、この街でまだ行ったことがない場所がたくさんあるな、と思っていろいろ寄り道してみることにする。思えば、いつも下高井戸にいるとはいえ、ほとんど家から店の往復と、近所への買い物だけなので、この街にどんなお店があるのか、あまりよく知らないのだ。

さっそく「ちい散歩」ばりにゆるゆると通りを歩いていると、珈琲豆やカップなどがたくさん店頭に置いてあるお店を発見。珈琲豆専門店の「南蛮屋」さん。ふむふむと商品を見ていると「こんにちはー!」と店員さんに声をかけられた。振り返ってみると、なんとウチのお店に良く来て頂いているお客さんが!「実はここで働いているんですよー」という話で、「ああ、なるほど」と思った。実は最近ウチにきていただいたお客さんで、「南蛮屋の店員さんに紹介されて来てみたんです」という方がいて、彼がウチのお店をお客さんにオススメしてくれていたらしい。ほんとにありがたい話だ。店長さんを紹介してもらったり、美味しい珈琲をサービスしていただいたり、珈琲の話をしたり…。すっかりくつろぎモード。珈琲だけではなくて、紅茶やハーブティ、カップなどいろいろ置いてあって、スタッフさんも含めてとても雰囲気の良いお店だった。仕事でもなにかからめればいいな。

南蛮屋を出て、おもむろに道を曲がってみると住宅街へ出る。すると、カップやお皿などが並ぶお店発見。「おいしい器」。良くみてみると、陶芸教室兼ショップらしい。ちょうどコーヒーカップをいくつか割ってしまって、追加で買わなくてはいけなかったのでお邪魔してみる。売り物の商品のほかに、ろくろや土、生徒さんが作っているカップやお皿などが並ぶ。ウチのお店でも叔母が作ってくれたカップを使っていて、これがなかなか評判が良い。漆器は陶磁器に比べて割れやすいけど、土のザラついた感触にぬくもりがあって良い。「手作りでここまで良いものが作れるなら、買わないで自分で作ったほうが楽しいかも…」と考えていたこともあって、陶芸教室のことを聞いてみる。やはり上手くなるにも時間がかかりそうだけど、「自分のお店に合ったカップを、自分で作る」という作業も、なかなか楽しい気がする。一瞬、ろくろに向かう自分の姿を想像してみる。自分で作らなくても、工房への「発注」という形で、自分の考えたカップをオリジナルで作ってもらえるらしい。これもアリかも。

「店ではプライパンを操り油にまみれ、定休日にはろくろを操り土にまみれる。うむ、悪くはないな…」などと考えながら駅へ向かう途中、肩をポンと叩かれる。良く来て頂いている美容院の店長さんだ。「ちわっ!マスター!」。いつも通りのテンションで声をかけてくれる。昨日はスタッフさんがリーフレットをもってきてくれた。

駅に行くと、改札から出てきた人波の中に知ってる顔が。下高井戸に住んでいる元同僚だ。彼女もいまは職場が変わって、忙しく働いているらしい。「ブログ、いつも読んでるよー!」とのことだったので、とりあえず「彼女は相変わらず、素敵な女性でした」とでも、ここに書いておくことにする。

それにしても今日は一日、いろんな偶然があって、いろんな人と会話をした。3月にお店を始めてから、そろそろ8ヶ月だ。最初の半年はほんとうに目の前のことしか見えず、「お店の中だけの世界」って感じだったけど、最近は周囲のお店との関係性や、街の人たちとの会話、お客さんとの関わり方など、なんとなく変わってきたような気がする。

僕個人だけではなく、「it's cafe」という存在が、この街で「うまくやっていく」ようになるまで、もうちょっとの努力なのかも。

気分の良い定休日だった。

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2007年11月20日

踊る。

仕事終わりの一息と言えばもちろん、

アイスな訳だが、

帰り道、いつもの某コンビニでいつものアイスを買ったところ、「クジをひけ」と。

言われるままに箱に手を突っ込み、手に触れた一枚、の隣の一枚を引いたところ、「アタリ」の文字。

どうやら「PINO」が当たったらしい。「おっ、明日のアイス代が浮いたぜー」と内心では思いつつ、なんてことない表情で店員さんにクジを渡す。

そして、店員さんが賞品のPINOを手に戻ってきたのだが、

デカーっ!

なんとPINOはPINOでも、28個入りのビッグサイズのPINOが大当たり!

人生最大級のPINOを前に思わず笑みがこぼれそうになる。が、いい大人がアイスが当たったからといって小躍りするのもどうかと思い、なんとかこらえて足早に自宅に帰り、あらためて玄関で小躍る。

明日のアイスどころか、1日4個食べても1週間、1日1個にとどめれば28日間もPINO生活がおくれる計算ではないか。

小躍りどころか、もう本格的に踊ろうかと思ったけど、明日の定休日は昼から大事な取材があるので、PINOひとつ食べて、寝ることにする。

おやすみなさーい。

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2007年11月28日

打ち合わせ

今日は、春に行う新たなカフェイベントの打ち合わせ。「カフェ寄席」のようにウチが主催するのではなく、今回は提案をいただいたイベントなので、まずは企画書をもとに概要をプレゼンしていただく。

こういった持ち込み案件はお互い決めなくてはいけないことも多くて、細かいところまで突っ込んで話をする。まだこうしたイベントの経験がないので、打ち合わせをしながらいろいろなことに気付いていく。

内容的にはほぼ合意となったので、あとは当日のオペレーションなどの詳細を決めていくことに。このイベントもなんだか面白いことになりそう。もう少し具体的になってきたらここでも報告します。

追伸:「カフェ寄席」チケット状況
■■■■■■□□□□
↑過半数越えました。

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2007年12月04日

master runs.

「いやー、最近めっきり寒くなりましたねぇー」

なんて話を、スタッフやお客さんともしているわけですが、すっかり忘れてました。

彼が全裸だったことを!

いつもお世話になっているカルディさんで、ぴったりなものがあったので、さっそく買って帰りました。これで彼も寒くはないでしょう。

帽子と靴下だけというのも、それはそれでアヤシイですが。


それはそうと、師走。

僕も、走ってます。

追記:「第1回カフェ寄席」チケット状況
■■■■■■■■■□□
↑あと残り数席となりました。

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2007年12月05日

巨大○○と黄金の××。

サラリーマンにおける新橋。おじいちゃん&おばあちゃんにおける浅草。

では、僕ら飲食店経営者にとっておなじみの街と言えば???

ヒント。

そーです正解は「合羽橋(かっぱばし)」。

今日は、開催まで一週間をきった「カフェ寄席」のための小物を合羽橋道具街で探してきた。お店のオープン前にも何度か通ったけど、相変わらず面白い街だった。しかも、前に来たときには全然気が付かなかった数々の衝撃的な光景もみつけたので併せてご報告していこう。

まず上野駅を降りて合羽橋道具街に向かう。途中できれいな紅葉を発見。秋っぽいことを全然してなかったので、せめてカメラにおさめる。

合羽橋道具街は、上野駅からは歩いて15分程。結構な距離を歩くのだ。さて、やっと着いた!と思って通りを曲がる。と、そこには「衝撃的な光景その1」が!

ここ、これは巨大なコーヒーカップ(下を通る自動車と比べてみて欲しい)が5つも、マンションにめり込んでいるではないか!どこの巨人さんがこんないたずらを!?

しかしよーく見てみると、部屋のベランダがコーヒーカップ仕様になっているのだった。ここの住民がベランダに出ると、外の通りからは「湯飲みに入った目玉のオヤジ」みたいな状態に見える寸法だ。なんだ、驚かせやがって…。

それにしてもさすが飲食グッズの街。気合いが違う。冗談にかける資金の規模が違う。そんなことを思いつつ、そのまま道具街を進み目的の小物をどんどん仕入れていく。

さて、このまま浅草にでも行ってみようかなとさらに道具街を進んでいくと、通りの向かいのマンションに目を疑うような「衝撃的な光景その2」が!

今度はマンションのベランダに巨大カブトムシ(下を通る自動車と比べてみて欲しい)がへばりついているではないか!そこに樹液でも染み出ているのか?これは大事件だ。住民危うし!さっきのカップといい、このカブトムシといい、この街はなんでも巨大化してしまうウイルスでも棲息しているのかもしれない。しかし、周囲の人たちはこの巨大昆虫に対してなんのリアクションも示さないのだ。おそるおそる通りを渡って近づいてみると…、なーんだ作り物ではないか!驚かせやがって…。

でも、さっきのコーヒーカップは飲食つながりということで理解できるが、なぜカブトムシかという点。うーん、繋がらない。飲食とはまったく繋がらない!悩んだ末に「マンションオーナーの趣味」ということで、ここは納得する。この街には愉快な人が多いようだ。特にマンションオーナー。でもこの部屋の住民も、ベランダの日当たりも相当悪そうだし、常に巨大カブトムシに覗かれながら生活をしているわけで、ここに巨大カブトムシがいるには、僕らには理解できない相当な理由があるのかもしれない。知りたくもないが。

「巨大なコーヒーカップ」に続いて、「巨大カブトムシ」を発見したことで、「んー?そっか、そーいうことか!」と、この街の謎に気付いてしまった僕は、他の建物にも「巨大○○」があるはずだという仮説のもとに、必死に探してみたが、残念ながらそれ以降はなにも見つからなかった。

ちょっと残念な気分でブラブラと浅草方面に歩いていると、左側になにかキラリと光る物体が。目を向けると、そこには「衝撃的な光景その3」が!

この師走の寒い中、全身金箔の男が半裸で立っているではないか!しかも、頭にはシャンプーハット、手には魚を抱えている。これはどうみても尋常ではない状況。「あのー、風邪ひきますよ」と声をかけるも反応はなし。近づいてみると足下になにやらプレートを発見。

「かっぱ河太郎像」。

なんだ!カッパの銅像か。驚かせやがって…。シャンプーハットと思っていたのはどうやらカッパの「お皿」だったようだ。

ふとその横にあった碑を読んでみると…、

なるほどなるほど。合羽屋喜八と河童とのエピソードが書いてある。しかもカッパは商売繁盛にご御利益があるらしい。ありがたや、と手をあわせる。

立て続けの衝撃話もここまでで、あとは浅草寺やら、浅草演芸場やら、4、5年前にも行ったことがある洋食屋「ヨシカミ」などに寄る。前半の衝撃エピソードを書くのにエネルギーを消耗してしまったので、後半は写真だけでサササーとお楽しみください。

★浅草寺
平日にもかかわらず観光客がたくさん。夕暮れが良い感じでした。

★浅草演芸場
ウチのカフェ寄席も頑張らないと。

★洋食屋「ヨシカミ」
数年前にも行ったことがあるお店。すぐ近くで料理の様子を見ることができて楽しい。カツサンドおいしいです。

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2007年12月09日

クリスマスツリーがやってきた

もうすぐクリスマス。

あー、クリスマス。

実は店内にも、控えめに「クリスマスっぽい」アイテムが忍ばせてあって、

いつもテーブルに置いてあるロータスクッキーがクリスマス仕様だったり、


ソファ席にはこんな絵本が置いてあったり、

裏マスターもサンタ帽かぶっていたり(ただし、あいかわらず服は着てないけど)。

でも、肝心の「アレ」がまだないんです。

そうそう。クリスマスツリー。

近くの花屋さんで小さいのでも買おうか、はたまたクリスマス自体を無視してしまおうか、と思っていたところなんですが、本日思わぬところからすごいクリスマスツリーがやってきました!

なんと、これ陶器のクリスマスツリー!しかもハンドメイド。

今日、両親がお店にやってきて、このカップを作ってくれた叔母からのプレゼントとして持ってきてくれました。

季節柄、いろんなお店がツリーを飾ってるけど、これはカッコイイ。中の電球を点けると、ツリーにあいた穴から光がもれてすごくいい感じで壁に反射する。さっそくエントランスに設置しました。

これで堂々と(?)クリスマスを迎えられそうです。

それにしても、全然実家に帰省できていない身としては、なんだか親に来てもらってなんだか申し訳ない。ランチタイムということもあってゆっくり話もできなかったけど、お正月くらいは帰らないと。

追記:12/11の「カフェ寄席」ですが、あと5名ほど余裕があります。ご興味のある方はぜひ。また、予約済みの方もお友達で行きたいという方がいればご連絡ください!

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- 定休日:毎週水曜日
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2007年12月13日

スタッフのライブ part2

昨日の「カフェ寄席」の興奮も覚めやらぬ本日の定休日。

なかなか日程が合わず、いままでパフォーマンスを見る機会がなかったスタッフTくんのライブが念願の水曜日開催とのことで、さっそく荻窪へ。一度、お店の閉店後に演奏してもらったことがあったけど、お客さんを前にしたライブを見るのは今日がはじめて。しかも、今日はライブペインティングと共演なのだという。

途中で荻窪といえばラーメン、を食べてライブハウスへ。今日の出演者は3組で、サックス、ドラム、ギター&ベースのバンド、アコースティックギター一本の弾き語り、そしてTくんとペインターのユニット。なかなか面白い組みあわせだ。

ステージには、天井から吊り下げられた大きな布と、複雑に構成された何十個ものエフェクター類。精神を集中させて登場したTくんは、慣れた手さばきで機材を操作し、その場で作った音をループさせながらギターでさらに音を重ねていく。なんというか、こうしたスタイルのアーティストは正直いままで見たことがないので、ほんとに形容が難しい!リズム、メロディー、ハーモニーという音楽に慣れている「普通の音楽」を聴いてきた身としては、彼の即興パフォーマンスを文章で説明する術はありません(そもそも、音楽を文章で説明しようとすること自体、無意味なのでは、といま思った)。ペインターが布に色を重ねるのとシンクロして、音楽もどんどん変化していく。そして、ペインターが作品を完成させてパフォーマンスは終了。

独特の緊張感が漂うステージでした。もしかしたら、僕がこうした「即興」を見ることに慣れていなかったので、自分自身が緊張していたのかも。いずれにせよ、彼のパフォーマンスは新鮮、を通り越して衝撃的でした。


今日のライブでは、お店側の立場として、イベント時のドリンクやフードの提供についていろいろ参考になることも多かった。ウチは常にライブが行われているお店ではないので、今日のようなライブハウスとは勝手が違うけど、「ウチの場合はこうしたらいいかも」とか、「イベント時はこんなメニューがいいな」など、気付くことも多かった。

あともう一つの収穫は、今日出演していたあるアーティストのライブを見れたこと。彼はアコースティック一本での弾き語りで、歌声も素晴らしかったし、曲や歌詞の内容もすごくよかった。あと、MCでしきりに「ありがとうございます!ありがとうございまーす!」と言っていたのが、とても誠実な感じがして好感が持てた。本当に音楽を楽しんでいる感じ。ウチのお店でもぜひ演奏してもらいたいと思った。

今日のTくんのライブで、前に新宿で見たAちゃんのコンテンポラリーダンス昨日のキャメルくんとあわせて、ウチのスタッフのパフォーマンスを全てみることができた。あともう一人のスタッフは大学で建築を学んでいるので、将来彼女が設計した建物をみんなで見に行く、もしくは「it's cafe 2号店」の設計をお願いするのが目標だ。冗談ではなくて、本当にそうなればいいと思っている。

いままでの僕の知り合いで、「音楽やってます」という人は何人かいたけど、スタッフたち3人はそれぞれに自分の表現に突き抜けている。うーん、なんで僕のような素人が始めたカフェに、こんな凄いアーティスト(いや、「アーティスト」って言葉はなんだか好きではないので、「表現者」かな)たちが集まったんだろうか…。このスタッフたちと出会ったことで、いろんな世界を知ったし、お店の可能性も格段に広がったと思う。

前に、「自分の思うことを表現できる人」に対する憧れ、逆に言えば自分にそうした才能のないことに対する劣等感のようなことを書いたけど、たとえ自分自身が表現の当事者でなくても、才能豊かな表現者たちとの交流の中で、彼らと同じような喜びが自分でも共有できるんじゃないか、と。スタッフたちのライブを見る度に、そんな思いに駆られます。

このお店を始めたのも、「縁」や「偶然」が大きなきっかけではあったけど、いまのスタッフが偶然集まったのも大きな「縁」。「このメンバーで、なにかをやりなさい」ってこと。

さぁ、楽しくなってきました。

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2007年12月27日

「it's cafe」2007年の10大ニュース

年末ということで、「it's cafe」という小さなカフェで起きた2007年の10大ニュース、発表します。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
【10位】真夏のit's cafe

「it's cafe」が迎えた初めての夏はとにかく暑かった!暑さに押されるまま、オクラキムチそうめんスムージーマンゴーかき氷などを次々に開始。来年の夏はさらにパワーアップして再登場します。次の夏よ、早く来い!

【9位】スタッフの別の顔

定休日の水曜日を使って、それぞれのスタッフのライブに行きました。コンテンポラリーダンスギターとライブペインティングの即興演奏、「カフェ寄席」でのアコースティックライブ。みんなすごいレベル。彼らほどうまく踊れないし、ギターもうまくないし、歌も作れない。では、自分はいまのポジションでなにができるんだろう。彼らのパフォーマンスを見た帰り道は、よくそんなことを考えます。こうしたみんなの活動を、微力ながらお店でも後押しできるようになれば理想なんだけど。

【8位】ナカオカシノ個展

it's cafe初めてのイベントとして、元同僚のナカオカシノの写真展を実施しました。かつてデスクを並べた同僚とこういう形で関われたのが新鮮でした。その後の彼女も頑張っている様子。

  ■詳しくはコチラ

【7位】 エントランスにイラストを描きませんか

いままで自分たちで描いていたものを、イラストレーターさんを公募して実施。謝礼はランチのみ。「いろんな人を巻き込んでいく」という面白さに気付いたり、今後に繋がる出会いもあったりでやった甲斐がありました。現在ストップしていますが、来年からまたやろうと思います。

  ■vol.1
  ■vol.2
  ■vol.3

【6位】「下高井戸シネマ割引き」開始

「映画」との提携は絶対やりたいと思ってました。「集客のための企画」というよりも、どちらかというと「カフェで映画談義」というひとネタを定着させる仕組みとして。「鑑賞当日限り有効」にしているのはそのためです。

この企画のおかげで、お客さんとの会話が増えたり、新たな常連さんも来てくれるようになりました。「映画生活」にもニュースを載せてもらいました。ありがとう!

「地元のお店とのコラボ(提携)」という点では、また来年面白そうなことを予定しています。詳細は後ほど。

  ■詳しくはコチラ

【5位】 「世田谷ライフ」に掲載

紙媒体に初掲載。「下高井戸特集」みたいな号だったので、いろんな人に「見たよー」と言われました。取材する側から、される側になり、新鮮な取材でした。来年の1月(雑誌)と、2月(ムック)に新たな掲載があるので追ってお知らせします。

  ■詳しくはコチラコチラ

【4位】 石黒彩さんとツーショット…

元同僚が勤める「こそだてマママーケット」による石黒彩さんのインタビューに取材場所を提供しました。事前に石黒さんが「ベーグル好きらしい」という情報を得ていたので、ベーグルラスクなどをサービス。スムージーも「超」がつくほど大好きだったらしく、とても喜んでいただきました。

石黒さんのブログにもツーショットが載り、「お前のあんな笑顔、見たことないよ!」という声が知人の間で噴出。あの日のウチのブログのPVがいつもの10倍くらいに…。

  ■詳しくはコチラ

【3位】会社員→自営業へ

オープンして数ヶ月は、会社と掛け持ちしながらお店をやっていましたが、自分が2つのことを両立できるほど器用ではないことを思い知り、GW過ぎに退職させていただいた。自分のわがままで、周囲の同僚にも迷惑をかけてしまうことに…。にもかかわらず、快く応援してくれたみなさんには感謝。

まだまだ会社員時代とは全然違う生活にとまどうことも多いけど、来年はしっかりやっていかないと。

【2位】 「第1回カフェ寄席」大成功

初めての落語、スタッフのライブ、たくさん集まっていただいたお客さん、店内に響き渡る笑い声。すごく良い時間でした!来年もまたやります。

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【1位】 3月10日、「it's cafe」オープン

OPEN直前まで、このまま初日を迎えて良いものかどうか悩みました。シミュレーションは何度かやりましたが、とにかく、大なり小なり、なにか「失敗」するのが怖かった。「でも、シャッターを開けないと、始まらないよね」ということで、思いっきりシャッターを開けたのを覚えています。案の定、いくつか失敗もしましたが、全てはこの日から始まりました。

  ■詳しくはコチラコチラ

【番外編1】大きな間違い

「お待たせしました。ホットの抹茶ラテです」と言おうとしたところ、「お待たせしました。ホットの"マッチョ"ラテです」と言ってしまい、お客さんからの失笑を買う。(解説すると、「ホットの…」を「ホッチョの…」と言いそうになったのをギリギリ回避できた安心感のせいでその後に続く「まっちゃ」を「マッチョ」と言ってしまうという大失態)

その失敗談をあるスタッフに話したところ、「あ、じゃあプロテイン使って”マッチョラテ”作ったらいいんじゃないですかね?」と。どんだけポジティブなスタッフと働いてるんだと、勇気付けられました。

【番外編2】幻の「寿ラテ」

あれ以来、一度も「寿」の文字は浮かび上がりません。あれは夢だったのかもしれません。

  ■詳しくはコチラ

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

【2007年総括】

準備期間も含めて丸一年。とにかく忙しかった。こういう時は「あっ」という間、というけれど、なんだか「あわわ、わわ〜〜〜っ!」と言ってる間に、気が付いたら年末、という感じ。

3月10日にOPENして10ヶ月ですが、まだまだカフェとしても未完成だし、自分自身の未熟なところも思い知った。

正直なところ、いままで経験したことのないことの連続で、楽しいことと同じくらいの割合で、大変なこともたくさんあった。来年もまだまだ大変だろうけど、当面の目標は、楽しいことと大変なことの比率を6:4くらいにはしていきたい。

最後に、まだ開店して1年も経っていない「it's cafe」に来て頂いたお客さんはもちろん、一緒に頑張ってくれたスタッフ、いろいろアドバイスをしれくれた友だち、近所のみなさん、企画に参加していただいたクリエーターのみなさん、そして迷惑かけっぱなしの両親。もう、「ありがとう」という言葉しか思い浮かびません。

来年は、もっと成長した姿を見せたいと思います。自分も、お店も。


■it's cafe[イッツ・カフェ]
- 東京都杉並区下高井戸1-2-14 1F (map)
- open 12:00 / close 22:30 (L.O.21:30)
- 定休日:毎週水曜日
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2008年02月04日

雪の日。

朝、カーテンをチラッと開けてみると外は一面の銀世界。天気予報どおり、今年の冬2度目の雪だ。

前回の雪の日はちょうど定休日だったこともあって、今日がit's cafeにとって初めての「雪の日営業」になる。「どうなることやら…」と思いつつ店に向かうも、予想以上に積もっていて店に着いた頃には足が痛いくらいに冷たくなっていた。

「こんなに積もってたら、きっとみんな外に出ないんだろうな。今日はヒマかも」と思いつつ開店準備を終えていつも通り定刻にOPEN。ランチには何人かのお客さんに来ていただいたものの、いつもと比べてかなり暇なランチタイム。外の雪は止む気配もなし。

そのままランチが15時に終了し、「ま、しょうがないか。大雪だし。せっかくだから、雪だるま作ろう。雪だるま!」などとのんきなことを考えて外に出ようとすると、数名のお客さんがご来店。キッチンに戻り、オーダーをこなしているとまた別のお客さんがエントランスで雪を払っている様子。そうこうしているうちに、雪だるまどころではなくなって、いつしか客席はほぼ満席に。

これほど雪が降っている中、ザクザクと雪を踏みしめて、お店に来てくれるお客さんがこんなにも。今日の混み具合は、いつもに増して嬉しかった。

外が雪だからか、今日はお客さんの滞在時間もいつもより長く、それぞれが本を読んだり、会話をしたり、勉強したり。そして外は相変わらずの雪。

なんだか「居間」にいるみたいな感じでした。

今日はそんな、雪の日の営業日でした。

■it's cafe[イッツ・カフェ]
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2008年02月08日

アツイ。

「この真冬にアツイとは何事か」

と、思うかもしれませんが、とにかくアツイんです。

仕事が終わってからさっきまで、元同僚、元上司と飲んでました。

かつては喜怒哀楽をあらわにして、終電の時間も気にせずに一緒にメディアを立ち上げてきた仲間。そんな仲間と、熱く語ってました。

それぞれ社会的に言えば「エライ」立場な人たちですが、昔とかわらずアツイままのテンションで、仕事の話、人生の話、将来の話、超くだらない(と見えて実は重要な)話。いろいろ話しました。そして、固い握手をして別れました。

自分にとって、ほんとにいろんなことを学ばせてもらった職場。

自分の職種が変わって、目の前の仕事は変わっても、根っこの部分では相変わらず通じるものがあることがわかって、ほんとうに勇気づけられました。

それぞれの道がいつか再び交差することを期待しつつ、気持ちを新たにする夜でした。

■it's cafe[イッツ・カフェ]
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2008年02月26日

悲しいこと、嬉しいこと。

お店の常連さんには外国人の方も多い。
今日の最後のお客さんも、いつもご飯がてら日本語のテキストで熱心に勉強をしている外国からの常連さん。

いつものようにオーダーを取り、ハンバーグプレートとドリンクをだし、会計を済ませるときになって、その常連さんがふと口をひらいた。

「ぼくはあさって、帰国します」

他にお客さんがいなかったこともあって、思わず「えーっ!!!」と大きい声を出してしまった。

「どこの国の方なんですか?」

「スウェーデン」

「そうですか。遠いですね…。いつも来ていただいて、ありがとうございました」

「また日本に戻って、このあたりに来たら、食べにきます」

「はい。ぜひお待ちしています」

「じゃあ、ごちそうさまでした」

「はい。ありがとうございました。お元気で」

そのお客さんとは若干の言葉の壁もあって、オーダーのやりとりくらいしか言葉を交わさなかった。なので、週に何度も顔を合わせるにもかかわらず、名前も、どこの国の出身なのかも、なんの仕事をしているのかも知らないまま、オーダーをとり、食事を出し、会計を済ませるといった関係だった。

ひとつ関係といえば、いつも彼がトマトを食べ残していたのを見て、ある時から全てトマト抜きでメニューを提供していたくらい。

そんな彼が、短いながらも帰国の挨拶をしてくれたのはほんとうに嬉しかった。同時に、僕が料理から嫌いなトマトを抜いてあげる以外に、なにかしてあげられることはなかったか。もっといろんなことを話せたのかも…。など、ちょっと複雑な気持ちにもなった。でも、彼が「また来ます」と言ってくれたことで、そんな後ろめたさも救われたのだが。

彼がまたいつお店に現れるかわからないけど、その時は、料理をトマト抜きにすることを絶対に、忘れないのだ。

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2008年03月07日

視線の主は

今日の昼過ぎ、キッチンで作業をしていると、お店の外からなにやら熱〜い視線を感じたもので、ん?どこのLadyかと思いきや、

























犬が見てる。













ちょっとだけ遊びました。いやー、癒された。

基本的に犬好きなのですが、チワワやトイプードルのような小型犬ではなくて、飼い主には従順で、知らない人にはガンガン吠えまくる、中型犬が好きです。

もう少し暖かくなれば、エントランス席を設けてペット連れでもOKになると思います。

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「今日はわたしの誕生日」

今日ご来店いただいたお子さん連れのお客さまが、しきりに

「今日はわたしの誕生日!」と言いながら、人差し指を立てながらお子さんをあやしていました。お子さんもそのポーズを真似ながら、上機嫌で僕やスタッフに笑顔を振りまいています。

「んー。 なんだか聞き覚えのあるフレーズ…」と思っていたら、コレでした。

友達のイッチーがストーリーを書いた絵本「BIRD」の1ページ目のセリフ。

「今日はわたしの誕生日」。

しばらく前に、当店でこの本を買っていただいた後、セリフを全部覚えてしまうほど、お子さんと一緒に何度も読み聞かせをしているそうです。この人差し指を立てるポーズがお子さんのお気に入りなんだとか。

友達が作った本が、お店を通してお客さんの手に渡って、小さいお子さんがそれを真似して喜んでいる。

いまはベビーカーに乗っているこのお子さんが大きくなって、このセリフやポーズを覚えているかわからないけど、このお店でお母さんと一緒に過ごしたこの場面をいつか思い出す、かもしれない。

「かもしれない」で十分なんです。

ちょっと嬉しかった、今日のひとコマでした。


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- 東京都杉並区下高井戸1-2-14 1F (map)
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2008年03月16日

久々の再会。

今日は昼過ぎに、同僚としていろんなクリエィティブを共に作ってきた仲間の2人がご来店。

一人は名古屋在住で、かれこれ3年ぶりくらいの再会だ。

僕が仕事をしている間、2人はソファ席で何やらブレストを始めた様子。

僕も仕事の合間にちょこちょこと顔を出して、なんだかんだ意見を出す。(キャメルくん、仕事任せっぱなしてゴメンなさい)

思い出すなぁ。よく終電が去ったあとのガランとしたオフィスで、こうやってアイデア出しながらケラケラ笑ってた。いま思えば、「よくあんなもの作ったよね」みたいな、語りぐさになるような作品もあるけど、当時の僕らはなんの見本もないところから手探りで手を動かして、自分のクリエィティブの正しさを証明しようとしてた。

このカフェ作りもそうだけど、何事もゼロから作り上げるのは超大変。でも、超たのしい。結局は、こういう作業が好きな人種なのだ。

かれこれ5時間、二人もそろそろ時間ということで再会を約束してお見送り。

数分後、一人が店に戻ってきた。

忘れ物でもしたのかと思いきや、

「これ、今日の議事録です。じゃ、また!」

と、一枚のコピーを手渡す。

「イラッとする衝動」、「スカートめくり」、「図鑑」、「階段を降りるやつ」…、50個くらい延々と書いてある。ソファ席で5時間かけて、こういうことを真剣に議論している。5年前と変わらないテンションで。変わったことと言えば、僕らはそれぞれの道で経験を積んできたということ。

何かが始まるときは、だいたいこんな感じ。楽しみ。

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2008年03月22日

テンツク。

昨日の話。

天気は朝からあいにくの雨。
せっかくの休日なのに、天気ばかりはどうしようもない。

営業開始から間もなくして、遠くの方からテンツクテンツク、ピーヒャラピーヒャラと、賑やかな音楽が。

ちんどん屋さんだ。

雨の中、陽気な音楽と共に店の前を右から左へ通りすぎる。

この雨なのに重い楽器を背負って大変だなぁと思いつつ、目の前のオーダーをこなしていると、先ほどのちんどん屋さんがお店の前まで戻ってきた。そしてランチボードの前でなにやら相談中。

すると、「3人なんですが、入れますかー?」と。

もちろん、もちろん大歓迎。サックスやら太鼓やらをエントランスに置いてもらって、昨日新しいテーブルがやってきたばかりのソファ席にお迎えする。

いつものお客さんに混じって、町娘風の女の子、歌舞伎の花形役者っぽいメイクの男性と、昭和初期の映画監督みたいな風情の男性の3名様が、普通にランチを囲んでいる。

周りのお客さんも一瞬びっくりした様子だったけど、しばらくするとまた自分の時間に戻っていく。

なんだかいい光景。

そんな、いつもとちょっとかわったランチタイムが過ぎた夕方近く。また遠くからテンツクテンツク、音が聞こえてくる。ちんどん屋さんまだ頑張ってるのか、大変だぁ。と思いきや、音はみるみる近づいてきて、お店の前で再びストップ。

「また来ちゃいましたぁ。3名入れますか?」

今日2回目のご来店だ。ありがたや。

今度は休憩らしく、3人でケーキセットを食べながら談笑。

帰り際、「今度は私服で来ますねー!」と言い残し、ちんどん屋さんは再びテンツクテンツク、ピーヒャラピーヒャラ、駅のほうへ向かって行きました。

雨をものともせず、陽気に音を鳴らし続けるその後ろ姿は、なんだかカッコいいのでした。

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2008年03月26日

矢を放つ。

今日の夕方過ぎ、京王線千歳烏山でドッグカフェ「cafe marru」を経営するI倉さんがフラリとご来店。

彼女は、部署は違ったものの同じ会社に同時期に在籍し、いまはカフェ経営者という同じルートを持つ方で、最近、とある偶然で知り合った。先週の定休日にはお店におじゃまさせていただいて、カフェ経営の先輩として、同じ会社の卒業生同士として、いろんなアドバイスをいただいた。今日はたまたま時間が空いて、ウチに寄ってくれたらしい。

I倉さんとお話している最中、今度はマママーケット社長のF田さんが初めてのご来店。彼は同じ部署で、メディアを一緒に作ってきた仲間だ。彼が経営する「こそだてマママーケット」が石黒彩さんを取材する際に、お店を取材場所として提供したこともあるけど、実際にお店に来てもらうのは今日が初めてだ。

偶然にも、店内に同じ会社の出身者が3人。I倉さんとF田さんは初対面だったものの、同じ会社経営者同士すぐに打ち解けている様子。方やドッグカフェ、方やママさん向けコミュニティと、遠からずなターゲット層なので、今日の出会いからなにかお互いの仕事にもつながればいいんだけど。

それにしても二人とも予告なしでやってきたのに、これはすごい偶然だ。同じ会社出身、しかもみんな制作畑ということで、経営について、もの作りについて重なる部分も多く、すごく刺激になる時間。

F田さんとは、「仕事とは別腹」の企画でなにか面白いことができそうだ。かつての仲間と、それぞれが持っている得意分野、ツール、手段。そういったものを持ち寄って、ひとつのプロジェクトを作り上げていくのは本当にワクワクする。そのアウトプット先が雑誌なのかネットなのか、カフェなのかは問題じゃない。

「おれは強い弓を持っている」

「おれは鋭い矢を持っているぞ」

「じゃあこの2つを使って、あの的を射抜いてやろうじゃないの」

そんなノリで、みんなと一緒にどんどん矢を放っていきたい。

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2008年04月03日

足にヒビが入りました (>_<)

お店のOPENから丸一年。

頑張りすぎたのか、どうやら無理がたたったようです…。

なんと知らないうちに、右足にヒビが入ってました。

常連のお客さんから「ヒビ、入ってますよ」と指摘されてはじめて発覚。

今日、ひとまず検査入院で搬送です。

↓画像(グロ注意)















開業時に、GOVERさんで4つ揃いで見つけたこのチェア。ひとつだけ欠けたりしたら、なんだか悲しい。なんとか治るといいんだけど…。

GOVERさん、ひとつよろしくお願いします。

で、治るまでの代わりの椅子まで持ってきていただいた。こういうGOVERさんの気遣いとか、ほんとに嬉しい。家具に対する愛情を感じます。

このGOVER四兄弟にしろ、天童さんにしろ、新品じゃなくて中古でみつけたもの。お店でみつけたときの「あ、コレいいな」という直感とか、お店に来てからもときどき木ネジを締め直してあげたり、皮の調子を見てあげたり、なんだか世話をしてあげている感じとかがあって、新品とはまた違った愛着があります。

ネットで検索して、出て来た一覧の中からオンラインで注文するのも楽だけど、フラフラ歩いて歩いて、探して探して、たまたま出会った家具というのは、壊れたからといってすぐには手放せませんね。

リサイクルって、ゴミの仕分けのルールとか、再利用の仕組みをつくるだけじゃなくて、買った物に対する責任感とか思い入れとか、そういう各個人のメンタルな部分が少し変わるだけで、かなりの効果があるんじゃーなかろうか。

なんて、柄にもなくエコなこと考えたりしました。

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2008年04月14日

it's cafeの本棚。

ケーキが焼けるまであと1時間くらいあるので、それまでウチのお店のソファ席にある本をいくつかご紹介。

いわゆる「カフェ本」もありますが、当たり前すぎるので省きます。

東京R不動産

引っ越し貧乏を自認する僕にとっては禁断の書。読んでいると今すぐにでも引っ越したくなります。久々にサイトをのぞいてみたら、どんどんカテゴリが拡大して、物件数も相当な数に。「ボロイ」を、「レトロ」とか「ワケあり」という言葉に置き換えることで新たな価値を創造してしまうところとか、すごいというか、エライです。多くの人にとってのマイナス要素も、ある人にとってはプラスとなる。

同じロジックで「密売東京」ってのをやってるがおかしい。ところで「やっと出会えた… 鉄」ってなんですかね。これも、(僕を含めた)多くの人にとっては、「重くて邪魔な、サビた鉄の板」なんでしょうけど、ある人にとっては、「やっと出会えた…」と涙が止まらない逸品なんでしょう。この「鉄」のページに、「もっと詳しく見る」ボタンがあるのが、さらにおかしい(いや、「やっと出会えた」人にとっては、おかしいどころかありがたいんでしょうけど)。ひょっとしたらこの「鉄」の情報を、「もっと詳しく見た」人の購入率はすごく高いのかもしれません。


GIONGO GITAIGO J''ISHO(ぎおんごぎたいごじしょ)

きっと編集者が凄腕なんでしょうかねー。そもそものコンセプトから、各ページのデザイン、テキスト、全体を包むトーンとか、読む度にちょっとした発見があります。僕が編集者だったら、こういう仕事をしてみたい。サイトにはTシャツやタオルまで。これはやりすぎだと思うけど。


大人たばこ養成講座

僕は喫煙者ではありませんが、この本は時々めくります。「ある事柄を、ちょっとした遊び心を使ってわかりやすく伝える」というハイレベルなことを、あっさりとやってのける姿が爽快。

寄藤文平の絶妙な発想に触れるたびに、ダジャレとユーモアの圧倒的な差というものを感じます。100個のダジャレを大声で叫ぶ人の言葉より、ボソッと呟くひとつのユーモアのほうが、心を貫かれます。最近のお笑いの人たちを見ていると、前者のようなキャラクターばかりで全然笑えないんです。(あら、はじまったよお笑い批判)


■駄美術ギャラリー

「たけしの誰でもピカソ」にも出てた人らしい。ページをめくる度にこみ上げる含み笑いとある種の嫉妬心。「コレジャナイロボ」をはじめて知ったときと同じ感覚。彼らのサイトとインタビューはコチラコチラ


こうして並べてみると、今日紹介した本全てに共通するのは「遊び心」とか「ユーモア」。「不動産」、「辞書」、「美術」、「喫煙」という、字面からしていかにも堅苦しい世界を、研ぎすまされた遊び心ひとつでぽーんと突き抜けちゃう姿。かっこいいなぁ。

あとカフェ(というかit's cafe)にあるべき本として重要なのは、1ページとか見開きで完結して読めるもの。ペラペラめくって読めて、飽きたらすぐ本をパタンと閉じて、ほかのことに気を向けられるような本。長編小説や、小難しい解説本、主義主張がウルサイもの。こういうのはダメです。「どうだ!読めっ!」ではなくて、「本屋でさ、こんなの見つけたよ」くらいのテンションでオススメできるやつがちょうどいい。

友達の部屋とかに行くとほら、本棚とかチェックするでしょう。その並びから、そいつの人柄なり主張、キャラを判断しようとする。「ああ、お前ってこういうヤツでしょう」と。そういう意味でいうとウチのカフェって「どんな人」に見えるんだろう。

脱線するけど、いまジェネレーターブームだから、本棚占いとか、本棚ジェネレーターとかできるんじゃないかな。と思って検索したら案の定出てきました「本棚占い」。やってみた。


「あなたはみずこりん たいぷ!」


ああ、誰か無知な僕に教えてください。「みずこりん」て誰。

そーいうのじゃなくて、自分が持っている本とかお気に入り本を何冊か入力すると、Amazonのレビューとか、ジャンルから解析して「お前って、こんなヤツだろう!」みたいな診断が出るとか。

あ、ケーキが焼けたので今日はこれまで。

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2008年04月23日

教えましょう。

男性のカフェオーナーの約9割は、最近こんなことを考えています。











マイ・ブルーベリー・ナイツ」みたいな出来事が、自分のカフェで起こりうるか否か。











結論。









はい起こります。

ただし条件が2つ。












1つめ。メニューに「ブルーベリー・パイ」があること。

→いまはないけど、努力で明日からでも。











2つめ。オーナーがジョード・ロウであること。

→断念。












ウチは、










「マイ・豚しゃぶオクラ丼・ナイツ」。











「あなたの豚しゃぶオクラ丼は、世界一おいしいわ」











いつかそんな電話が、かかってくるのでしょう。


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2008年05月02日

it's cafeのテーマソング完成!

※↑ご使用のパソコン環境によって動画が表示されない場合があります。


所要時間5分。AメロからBメロへの歌詞の引き継ぎ方とか絶妙にすばらしく仕上がってびっくり。

クライアントの思うツボだけど、これを勝手に企画にしてみる。

★「Roots飲んでゴー!」サイトで「it's cafeのテーマ」を作ろう!★

【1】サイトで「it's cafeのテーマ」を作ってください。
http://www.jt-roots.com/utae/index.html

【2】あなたのペンネームと一緒に、曲が完成した最後に表示される「タグ」をメールに貼付けて下記アドレスに送ってください。もしくはご自身のブログなどに貼った場合はそのURLを送ってください。
宛先→info@its-cafe.com

【3】お送りいただいた作品は順次このブログで紹介いたします。

【4】優秀作品の制作者は100円割引!



★「シズ」さんからの投稿作品★
いつものイッツカフェ



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2008年05月10日

ピクニックに行きませんか?

「仕事終わりの一息には、アイス」という話は以前書いたとおりで、毎日店から帰る時にコンビニに寄り、「その日の一本」を買っている。

今日の気分は・・・








ガリガリ君リッチ(ミルクミルク)」だ。


------ 以下HPより抜粋 ------
リッチなミルクの美味しさと、ガリ牧場のゆかいな動物たちと遊んで癒される?!
ミルク味のアイスキャンディーの中に、濃厚なミルククリームとかき氷を混ぜ込んだミルク氷を入れたアイスキャンディー。やわらかでガリガリッとした新しい食感が楽しめます。

------ 抜粋ここまで ------


HPの説明の通り、「ガリ牧場のゆかいな動物たちと遊んで癒され」ながら半分ほど食べ進んだところ、アイスのバーになにやら文字を発見。


こ、これはもしや・・・








怒濤の勢いで残りのアイスをほおばり、軽い頭痛の中でバーの文字を改めて確認すると、








「当り」の文字!









このコンビニは、数ヶ月前にも「PINO 28個入」を当てた実績がある。
「おじちゃん、また当たったよー!!!」とバーを握りしめ先ほどのコンビニにダッシュしようとした矢先、「当り」の他に文字が書いてあることに気付いた。



「ピクニックグッズ 当り」

ん? もう一本「ガリガリ君」がもらえるんじゃないのか?

アイスの包装を確認してみたところ、





「オリジナルピクニックグッズ」をもれなくプレゼント!

ピ、ピクニックグッズ??

僕らがキッズの頃は、「当り」といえば「もう一本」だった。ところがこの「ガリガリ君リッチ(ミルクミルク)」は、なんと「ピクニックグッズ」が、「もれなく」当たるのだという。しかも応募方法は、この「当り」のバーをセロテープではがきに貼って、郵送なんだそうだ。しかも、「バーは良く洗ってから貼ってください」なんだそうだ。

「ガリガリ君リッチ(ミルクミルク)」を買った自分としては、同じアイスがもう一本もらえるのならありがたい話だ。「ラッキー!」という実感がある。しかし、、、。なにゆえ「ピクニックグッズ」なのかを確かめるべく、包装に書いてある「ガリピクニック」を検索してみる。

サイトを見てびっくり。「ガリピクニック」の正体は「ピクニックスポット」の投稿サイト! C・G・M!



ガリガリ君も2.0ってわけだ。


しかも、そこそこ盛り上がっている様子。

いくつか投稿を読んでいるうちに、なんだかピクニックに行きたくなった。そして、せっかく当たった「ピクニックグッズ」が、少し欲しくなってきた。




いやいや、30半ばの男がピクニックグッズを? わざわざ交換???

フっ、まさか。ありえない。おれはもういい大人だし・・・

そんなことを頭では考えながら、








「当たり」のバーをきれいに洗っている自分を発見する、5月の夜であった。

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2008年05月25日

いちごの果実酒

2ヶ月前に仕込んだいちごの果実酒がそろそろ飲み頃。

「試し飲み」と称してロックで飲んでみたところ、いちごの香りが口の中に広がって、なんともマイルドな味。強いお酒はあまり飲まないのですが、これはクイクイいってしまいそうです。

でも残念ながら、これをメニューとしてお客さんに販売することは、いまのところ「酒税法違反」。こんなに美味しいのに、もったいない話です。

たぶん、スタッフ内の飲み会とかでクイクイ飲み干してしまうでしょう。

「おい、売れないものをブログに書くな! 飲みたいじゃないか!」

という声も聞こえてきそうですが、雰囲気だけ、お楽しみください。


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2008年06月18日

ムムム。

店内で閉店告知をはじめてからというもの、本当にたくさんのお客さんから声をかけていただく。

腰の調子が悪く、柔らかいソファ席が指定席になっているご高齢のお客さんは、「わたしも今月末に手術するのよ。だからあなたも頑張ってね」と、本当のおばあちゃんのような言葉をかけてくれました。

いつもお店で友だちと待ち合わせをして、楽しそうに勉強をしている高校生の女の子は、「あと2年、どうすればいいの〜!」と、思わず大声でさけんでしまいました。

閉店を知ってからというもの、毎日のように通ってくれるお客さん。最後に一度だけでもと、カフェ好きの友だちを遠くから連れてきてくれたお客さん。いつもit's cafeのブログを読んでいるという方からは、遠方に住んでいるのでお店には行けないけど、頑張ってくださいね、と励ましのメールもいただきました。

さっきはお客さんから、「新たな門出に」と、きれいなお花をいただきました。今日の最後のお客さんで、中国から日本語の勉強にきているという女の子は、ゆっくり言葉を探しながら、it's cafeのどんなところが好きだったかを一生懸命に語ってくれました。

こういう、ひとりひとりのお客さんのリアクションを受け止める度に、つらい気持ち、申し訳ない気持ち、嬉い気持ちを三つ編みにしたような、わかりやすく言うと、「ムムム」という感覚におそわれます。

もしカフェではなく、ラーメン屋さんやバー、居酒屋をやっていたら。

またはカフェであったとしても、いまのような雰囲気のお店ではなかったとしたら。

この閉店という事態に際して、お客さんたちとこういう気持ちのやりとりがあっただろうか・・・。ムムム。

もちろん、お客さんからたくさんのねぎらいの言葉をいただけて嬉しい、ということではない。

「お店は、続いてこそ」であって、この場がなくなってしまうのは自分の責任。ほんとうに申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

いつだったか、オリンピックに出た有名な選手が試合に負けて、TVカメラの前で「ごめんなさい」と言った。それに対して「国民のために戦ってるわけじゃないのに、謝るなんておかしいよ」といった世論があった。でもその選手の「ごめんなさい」は、なんとなく理解できる。

僕も自分のために仕事をしている。誰かの期待に応えるためでもない。それはわかっているけど、やっぱりいまは、「ごめんなさい」の気持ちだ。お客さんに対して、友だちに対して、家族に対して。僕に期待をしてくれていたかどうかはともかく、勝手に謝らせてもらう。

「短かったけど悔いはないです! いい思い出になりましたー!」とか書いて終了させるんじゃなくて、こういういろんな後悔や思い残したことを、タラタライジイジ、書いておかなくちゃいけない。

やっぱり自分の中では、「it's cafe」は終わらせることのできない(また再開するということではなく)ことだし、この数年の経験が、実際のところどうだったのか、理解するまでまだまだ時間がかかると思うので。

PS いやー、それにしても。感傷的な記事ばかりになっちまう。
「パフュームのショートの子がツボ」とか、そういうことをダラダラ書きたいんだけど。

■it's cafe[イッツ・カフェ]
- 東京都杉並区下高井戸1-2-14 1F (map)
- open 12:00 / close 22:30 (L.O.21:30)
- ランチ 12:00 - 15:00
- 定休日:毎週水曜日
- mail
- menu

2008年07月15日

同じ土俵に。

今日から新しい職場へ。

さすがに初日はアタフタしたまま終わっちゃったけど、早く慣れて自分の仕事ができるようにならないと。

ここ数年の全てだった「it's cafe」という大きな存在を埋めるには、次の仕事で頑張るしかない。気持ち的な面でも。

公私ともにお世話になった元同僚のみんなとも、また同じ業界の仲間として、ライバルとして付き合えるのは嬉しい。

とにかく頑張ります。

ごっつあんです。

2008年08月05日

ビルの屋上で。

先週、前の職場の同僚に誘われて渋谷の某ビルの屋上ビアガーデンへ。

集まってるのは4、5人かな〜と思ってたら、15人くらいの大人数。そのうちの半分は既に会社を離れていたけど、これだけ集まるなんて奇跡だな。結婚やら、転職やら、恋人やら。当たり前だけどいろいろある。こういう会社っぽい飲みが久々だったので、ついつい3軒ハシゴ。もっと話したかったけど、また今度ゆっくり。

PS 書きたいことはあるんだけどなかなか考えがまとまらず。更新もスローペースですが気付いた時に読んでください。

2008年08月19日

「ガツンとみかん」が10周年。

まずはおめでとう。

そして、いただきます。

2008年09月14日

嬉しいこと。

it's cafeで、OPENからCLOSEまでスタッフとして頑張ってくれたアヤノちゃんから、久しぶりのメール。


「今度、キャメルさんのバンドと対バンするのでよかったら来てください」

いやぁ、こんな日が来るとは。

もちろん、彼らはライブシーンで大活躍している人たちで、共通の知り合いも多かったみたいだから、it's cafeで一緒に働いていなくても、いつかは対バンとして同じステージに立っていたんだろう。でも、彼らの間に「一緒にit's cafeで働いた」という共通点があるということは、やっぱり嬉しい。

お客さんとして、ゆっくり楽しませてもらおうかな。

ライブの詳細はのちほど。
一緒に行く人いたら連絡ください。

soul tune factory
water water camel


2008年11月30日

うっかりミス/新しいカフェ

ここ数日間、自分のミスでサイトが表示されていなかった。
サーバーの更新はしてたんだけど、ドメインの更新をすっかり忘れてた…。

カフェを閉めてから、すーっかり更新頻度が落ちたこのブログ。

書くことがないわけじゃなくて、逆にいろいろ書きたいことはあったんだけど、カフェをやめたことが自分の気持ちの中でひっかかっていて、なんとなくブログに向かうことができなかった。

そんなこんなで、このブログもしばらく見ていなかったんだけど、数日前久々にひらいたら、ブログが表示されない。

いやー、焦った。

カフェの準備から開店、閉店まで。いろんなドタバタもふくめて記録してきたブログが突然消えた。

まぁ、もう閉めたお店なので実際はブログが消えたとしても実害はないわけだし、誰かがこのブログを見に来て、ブログが表示されなかったとしても、「あ、閉店したんだからブログも閉じたんだね」と普通に思うかもしれない。

それでも、ブログが消えていたこの数日間は、ほんとに気持ちが落ちていた。

やっぱり、カフェのことはなにもかもスッパリ忘れて、とはいかない様子。
過去のことではあるけど、ずーっと引きずって行くんだろうな、いい意味で。

あと、元it's cafeの場所に、新しい喫茶店ができたそうです。あの街にまたカフェができたことは嬉しい。近いうちにコッソリ行ってみよう。や、コッソリする必要はないのかな。

2008年12月13日

深夜の思考モード

夜更かしついでに、カヤックの4コマに挑戦。(マックでしか表示されないみたい)

■はじめての… その1

■はじめての… その2

■はじめての… final

こんなエントリですいませんね。

関連エントリ

2009年02月03日

友人の結婚式。

週末、元同僚の結婚パーティに参加。

大学時代の同級生同士というだけあって、パーティ会場は二人の出身校の立教大学の学食。白壁が印象的な洋風の作りで、天井も高く、椅子とかも、すっごいしっかりした木製で、座面は革張り。大学が違うと、学食の雰囲気もここまで違うのか、と。

彼女は仕事を離れたあとも、カフェにちょくちょく顔を出してくれたり、二人でカフェ寄席にきてくれたり、仕事で石黒彩さんを連れてきてくれたり。ひょっとしたら、一緒に仕事してたときより、離れてからのほうがいろんな事を話したかもしれないなぁ。

一緒に仕事をしているときって、「仕事モード」の姿しかしらないけど、一度離れてみると、意外な一面が見えてくるんだよね、っていうような話、前に書いたっけか。

カフェを閉めるときに、ちょうど一緒に住むことになっていた二人が、大型の食器棚やら調理器具、食器類などなどをまとめてひきとってくれて助かった。あの家具たちは元気だろうか・・・。

カフェを作るとき、自分が歩いて歩いて、足が棒になるまで探しまわった家具たちが、いまは縁のある友人たちのもとで使われていると思うと、いろいろこだわって探した甲斐があったなと思う。この間も友だちの家でテーブルと椅子に再会して、思わずナデナデしてしまいそうだった。

ともあれお二人、お幸せに。


2009年06月06日

2つのカフェ。

ひとつは、it's cafeで働いていたスタッフのカフェが。

もうひとつは、it's cafeには来たことがなかったものの、ずっとブログを読んでいてくれたという方のカフェが。

「OPENしました」というお知らせが、立て続けにとどいた。

カフェを閉じたのはかれこれ一年以上前。

それでも、細い糸がまだ繋がっているような感じで、なんか嬉しい。

2つのカフェ、東京からは遠いけどいつか行けたらいいなぁ。

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